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内容説明
※この電子書籍は、山と溪谷社が2012年4月に発行した『ヤマケイ山学選書 山が楽しくなる地形と地学』初版第4刷を底本とし、スキャンして電子化したものです。
地形や地学というと専門家だけのものと思われがちですが、実際に山に登って少し目を凝らしてみると、いろいろな現象に出合います。
山を歩きながら自分の足元の地形や地質に目を凝らし、その表情や成り立ちを知ることで、山はいっそう身近なものになります。
高山植物に注意を払うのも楽しいですが、山を作っている岩石や地形を知って、山をより身近なものにしてください。
山に登る人が山をもっと詳しく知ることこそ、山を傷つけなかったり、山の自然の中へそっと身を置く知恵になります。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
misui
4
山にスプーンですくったような地形があるのは氷河に削られた跡……というように、地学的な知識があれば登山の楽しみは奥行きを増す。この本では日本列島の生い立ちや岩石の種類といった教科書的なトピックスから実際の登山ルートまで紹介されており、広く山を楽しむ内容となっている。ここから興味のある部分を深めていきたい。2015/05/12
はる
3
もし北アルプス立山、白馬岳や燕岳、南の甲斐駒ヶ岳、仙丈岳辺りを歩こうと思うなら眼を通しておくとよい本。見渡す山への思いが深くなる。その場に望んだ時感じるValue、Worth、Meritの全てdeepになりそう。山をゆっくり味わいたいものだ。唐松岳から白馬岳、三国境に至った。境の景色が異様だった。流紋岩だらうか凍結破砕で3つの三角錐の小山が細かくひび割れ、石の原が白く広がっていた。三億年ほど前の地層を基盤に持ち第4紀以降の火山活動で熱変成した岩なのだろう。白馬大池を越すと乗鞍岳がある。2021/01/05
きなこ
0
これからは、地質図を見てから山に登ります。2017/09/29
おかっち
0
面白い!山が楽しいだけじゃなくなる本。2014/09/15
紺色の風書
0
☆☆☆☆