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内容説明
アラフォー、一人暮らし、漫画家の私。突然、がんになってしまいました。海外からとんできた父、明るく支えてくれる母、泣いた私を受け止めてくれた友人。クスッと笑えてあたたかな涙が溢れる闘病コミックエッセイ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あん
69
アラフォー独身のBL作家さんが、「卵巣がん」と告知されて、卵巣・子宮全摘術と抗がん剤治療を受けた経験をまとめた闘病記です。同じ漫画家さんで闘病記を描いた武田一義さんの『さよならタマちゃん 』を思い出しました。治療のストレスというのは、患者本人が納得出来なくて、無理に治療をさせられていることを指しているのだと思います。作者さんは治療から逃げるのではなく、自らの意思で治療に立ち向かう覚悟を決めたことで道を切り開いていきます。その前向きさに思わず涙。藤河さんのご活躍を応援せずにはいられません。オススメです。2017/05/28
ぶんこ
48
台湾旅行の為成田空港で入国審査も済んでという時に激しい腹痛で救急搬送。癌告知のアラフォー一人暮らし漫画家さん。ご自分をシカ(鹿)の絵で描かれているので緊迫感が薄れてはいますが、察するにあまりある闘病記。ここまで描ける精神力の強さに圧倒されました。入院・手術となるとまずはブログで同病者を検索して参考にしたくなるものです。この本はとても参考になる本でしょう。独り身では手術や入院は心許ないものですが、著者は周囲の人に恵まれていたのが救いでした。日頃のおこないの良さでしょう。続きも出たようですので読みたいです。2018/08/15
たまきら
43
卵巣がんになった漫画家さんにより闘病記です。辛いことも多かったであろうに冷静にまとめてあって、罹患している人もしていない人も大変学べると思います。そっけない主治医と徐々に心がつながっていく様子にホロリとしました。母が乳がんサバイバーなので看病ではぜ~んぜん役に立たないけれど愛すべきお父さんやツッコミが厳しいお友達の姿に我が家を重ねました、あはは。…入院中に出会った方との別れのお話はつらかった…。きちんとセルフケアを続ける姿、すばらしいです。2巻もあると知ったのでぜひ読んでみます。2022/06/02
hirune
37
突然ガンを告知され、よろけながら迷いながら歩んだ等身大の闘病記。ネットで読んでいましたけど、この本は買わなければ!と感じました。ぜひたくさんの人に読んでみてほしいです☆2016/10/11
nana
35
検診に行かないといけないな…シカが可愛いです。2016/10/16