内容説明
半村良が密かに育てた期待の女流新人! 大江戸人情ミステリー
味で評判の小体な料理屋。美人の看板娘お麻の父は、八丁堀同心の手先、治助。似た者どうしの父娘に、今日も事件が舞いこんで…
一日千両の商いという日本橋から入った横丁・浮世小路で人気の料理屋「子の竹(ねのたけ)」では、美人の看板娘・お麻が今日も大忙しだ。大店「赤倉屋」の主人・清衛門の一人息子が川に落ち、事件は始まった。清衛門は息子の命の恩人・元三に礼を言い、過分な謝礼を申し出るが、なぜか逃げられてしまう。元三は何かを隠している!お麻の尾行が始まった。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
めにい
5
登場人物も興味深いし、ストーリーもなかなか起伏に富んでいる。のになぜか惹きこまれない・・・文章が私に合わないのかも。2015/09/11
goodchoice
0
岡っ引きの父と店を助けている娘という設定で、いろいろなところに首を突っ込み、謎を解決するという話だが、ちょっと強引なところもあり、今一歩という感がある。次巻を読んでみよう。2016/05/08
いえのぶ
0
料理屋の看板娘が岡っ引きの父親に感化されて事件を追う。恩返しの相手が・・、流人を待つ美人、高いほうきをねだる妾、娘婿の実態、偽占い師2019/06/21