内容説明
将軍・綱吉に謁見し、家督相続の沙汰を得た新之助は偏諱を賜り、吉宗と改名。藩政改革に意欲を燃やす。まずは数少ない藩士が国表を上回る経費を食い潰す江戸屋敷の財政再建に着手し、心に留め置くこと七分、言うこと三分の、寛仁の姿勢で臣下と向き合った。だが、既得権に執着する家臣の不満が蓄積。その魔の手が身辺に忍び寄る。緊迫の第二巻。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
鐵太郎
4
この巻は、宝永二年(1705)9月に、新之助頼方が兄頼職の死に伴い、その養子に入る形で家督を継ぎ、その承認を得るために江戸に出立するところから始まります。それから宝永七年(1710)の年末までを描くのですが、この間の21歳から26歳までの若き太守がどんな善政を行ったのか、というお話に尽きる。歴史的な裏付けはどうなのか、今のところ知識がないので ふーん、この本の吉宗はおもしろいね。けどさ、 と、ヒーローの活躍を見るだけの視点だけでは満足できないのが困ったところ。どうも、読み方を間違えているらしい。(爆)2011/06/20
DualBlueMoon
0
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