ビーズログ文庫 レイデ夫妻のなれそめ5 君がもたらした新世界

著者名：山咲黒【著者】/アオイ冬子【イラスト】

KADOKAWA（2016/10発売）

• ISBN：9784047279810

内容説明

恐怖の記憶をなくした妻リナレーアと、妻を失う恐怖にギリギリの精神バランスを保っている夫ザイラス。お互いの愛はさらに深まっているが、愛ゆえに危ういバランスを保つレイデ夫妻。そんな中、夫の過去──魔物の父に母を食べられた現場にリナレーアがいたことが判明！　リナの心の一部を食べたのはザイラスの父だった！　そしてその場には「魔物解放団」の現在の首領──あの人物もそばにいた!!　それはリナのとても身近な人物で──!?　仮面夫婦の恋のなれそめ、感動の完結巻！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ゆずきゃらめる＊平安時代とお花♪]

祝・完結♪ドロドロエンドからどうなることかと思ったがあんなにずたぼろの可愛いヒロインでいいのか！？下手に動くんじゃない！って心の中で何度も叫びました・・。男ども正当なことばっかり言って反省してない。ザイラスは別だけど。

2019/02/28

[おっしー]

やっと読めたー!!のでこれまで出てきたキャラ集合に混乱(泣)でも前巻のモヤモヤを打ち消すアマアマエンドでほっとしました。ヴァルターの真意も知れて良かったー。くそ王はくそ王。ザイラスとリナレーア、もうすれ違わないでねー!!…最後の疑問。くそ王はディーお姉さまを本当に好きだったの???

2017/02/24

[でんか]

無事にハッピーエンドになってよかったです。結構、入り組んだ謎部分と殺伐とした戦闘シーンが心がすさむ展開でした。最後の巻は、オールスターキャストという感じの豪華出演陣でしたが、皆さん収まるべきところに収まってよかったね?という感じなんでしょうか。しかし、ザイラスが最後、逃げ腰っぽかったというか、１～２巻頃の積極性どこ行ったって感じだったのが残念。あのぐいぐいディートリンデに迫る感じがよかったのになー。あと、読み落としたかもしれないのですが、結局ザイラスのお父さんという人はどこへ行きなすったんでしたっけ?

2017/10/26

[梅みかん]

暗躍してたお兄様も蓋を開ければ、妹への親愛が原動力。リナレーアは記憶と恐怖心を取り戻してもやっぱり無茶をする。最後はかなりあまあま。一皮向けたリナレーアが好き。お幸せに。

2017/05/17

[RINGOoisiiiiiii]

すべて把握していたのかよ！！ほんとクソ王だな！黒幕が彼なのでどうなるんだとヒヤヒヤでしたが動機に愛があって仕方ないといいますか…。最愛していた人が目の前でああなったら抱え込んでしまうよね。最後は甘々に安心。一巻からでは想像付かないラストの展開にとても楽しく読ませていただきました。一生イチャついててください！

2016/11/13