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内容説明
雪の降る登校日、校舎に閉じ込められた8人の高校生。その半分が姿を消し、残った鷹野、菅原、景子、深月。彼らの中に学園祭の日“自殺した生徒”はいるのか? 凍りついた真実は、陽光の下に――。メフィスト賞受賞の青春ミステリー、遂に完結!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
☆ゆう☆
55
ついに最終巻。原作との読み比べを堪能した。全4巻を快く貸してくださった読友さんに感謝。孤独、葛藤、心の苦しみがこの不思議な世界を作りだした。すべてはここから始まった。死にたいと思う自分と、生きたいと思う自分。精一杯のSOS。自殺した人は辛かったはずだ。でも残されたほうはもっと辛い。だってそれを背負って、また生きていかなければならないから。でもそれを一人で背負う必要はない。苦しみや悲しみを分け合うのも仲間。みんなで抱えていけば、一人一人が背負う苦しみは軽くなる。きっとこの8人は最強の仲間になるだろう。2012/07/14
kemuta
14
あの長い原作を、4巻によくおさめたなー、と言うのが正直な感想。少々原作を変えすぎと感じたが、「マンガはマンガ」と思えば、これはこれでアリ! まーいずれにしても、スガ兄カッコ良すぎじゃね(^_-)2011/06/05
眠る山猫屋
7
再読。やはり原作を読まねば。榊の正体は反則だが、原作を読んだときには作者に納得させられた記憶がある。コミックにそこまでの捩じ伏せる力があったかは微妙なところ。尺の問題なんだろうな。しかしながら、読後感は上々。良い作品でした。2015/09/06
xtz
7
小説のコミック版。 いよいよ解決へ。 各登場人物の持つ問題や悩みについて、小説版に比べ、鷹野君には酷じゃない? 表紙は菅原君・・・ピアスのエピソードが印象的2011/06/11
chisa
6
原作で大好きな「HERO」の部分なので楽しみだった。が、大幅に改編。おおう…って思ったけど、鷹野が外科医を志す理由がここに繋がったのでなんかしっくりしました。P数などの制限のある中、本当に丁寧にコミカライズしてあると思います。ラストはこっちも好きかな。特に某人が自分の家の浴室で~ってのには安心しました。2ヶ月後の今になって追い詰められた理由はあいまいなままだけど。面白かったー!2009/09/18
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