講談社ノベルス<br> 少年名探偵 虹北恭助の新・新冒険

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講談社ノベルス
少年名探偵 虹北恭助の新・新冒険

  • 著者名:はやみねかおる【著】
  • 価格 ¥836(本体¥760)
  • 講談社(2016/10発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784061822870

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内容説明

あの少年名探偵・虹北恭助がまたまた帰ってきた! 池の鯉はどうして殺されたのか――? クリスマスイブの夜、病院に現れた謎の「サンタさん」とは――? 美少女・野村響子ちゃんをワトソン役に、虹北恭助(とカメラ屋の若旦那)の推理が冴える! はやみねかおるの新本格ミステリ魂(すぴりっと)がいっぱいにつまった1冊。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

じょうき

19
図書館本。新冒険と刊行は同時。確かに、主題を考えると分冊して良かったのかもしれない。映画トリオがメインの話が多いのは、単純に作者が気に入りすぎているからだろう。収録作の中で、殺鯉事件は仕掛けが盛り沢山で、謎解きの連続が素晴らしい。珍しく血なまぐさいと思ったが、きっちり爽やかに落とすのはさすが。カンキリサイクルは笑った。無茶苦茶な人達に囲まれながら、事件を通して登場人物がそれぞれ成長していく様が描かれる。もっと先のことは夢水清志郎で知っているものの、楽しくて唸れる良シリーズだと思う。2024/09/25

ピカ

16
もう響子が高校受験生に……。恭助、もっと頻繁に帰ってこないと主役の座が若旦那にかっさらわれるよ(笑)一話目は暴れん坊の噂話に隠れる思いやりにほっこり。最後、はっきり書かずに「春霞 春の正夢 春の幻想(ゆめ)」って話をくくるセンスが好き。二話目は構成が一番好き!ふぅっと感じる赤い夢の酩酊感に心が踊った。「映し世は夢 余の夢こそ真実(まこと)」のしゃれが効いてるなと。三話目のウサンタのお話は、病院に忍び込むシーンがお気に入り(笑)恭助の探し物と欲しかったものが気になるなあ。三話とも甘いラストで満足!2014/12/25

にゃほ@灯れ松明の火

7
やっぱおもしろい~!!2012/11/20

くまたす

6
★★★★☆虹北恭助シリーズ3作目。響子の同級生・鉄也の乱暴な行動の真相とは?商店街の池の鯉を殺した犯人とは?帰国した恭助が謎に挑む。前作に比べてラブ要素が多めで、恭助もそれなりに活躍する。由美子さんたちの結婚式の馴れ初め紹介ビデオが、何でミステリー映画になり、最終的に破壊と混沌の結末を迎えるのか…若旦那の暴走ぶりは健在。位置付け的には児童書寄りなのだろうが、考えさせられる問題提起もあり、ラノベにはない物語の重みが出ている。響子と恭助の恋にやきもきしたり、散りばめられた小ネタを楽しんだりと、満足の一冊。2020/12/30

𝓚𝓸𝓉𝓸

4
再再読ぐらい。はやみねさんの本の登場人物とどんどん同い年になって追い越していく。2012/02/27

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