内容説明
五輪選手は多感なあの頃何を考えていたの?
8月5日に開幕するスポーツの祭典・リオオリンピック。
幼いころから厳しい練習に明け暮れ、日本代表として頂点に挑むトップアスリートたちは、「オリンピックに出場し栄冠を手にする」という夢を、いかに見出し、そして叶えてきたのでしょう。
針路を決めるべき12歳という大切な節目に、何を考え、何に悩み、そして立ちはだかる試練を乗り越えてきたのか。
吉田沙保里(レスリング)、白井健三(体操)、入江陵介(水泳)、植田直通(サッカー)、伊藤美誠(卓球)、宮島徹也(パラリンピック・車椅子バスケットボール)、山口茜(バドミントン)、7人の代表選手が当時を振り返りながら知られざる「約束」を語り明かしていきます。
「夢がわからない」「夢をどうやって叶えたらいいのかわからない」……子どもたちが直面する人生の悩みに、本書はさまざまな体験談からやさしく説いていきます。
ひたむきな思いだけで夢を叶えてきた鉄人ならではの、胸に迫る「約束」に、きっと誰もがあと一歩の勇気をもらうでしょう(2016年7月発表作品)。
※この作品は一部カラー写真を含みます。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
aosen
1
オリンピック選手が12歳の時の約束について書かれた一冊。小学館文庫なのでふりがなも全部振ってあって子どもたちにも読みやすいです。夏休み明け、読み聞かせをしてオリンピックのことをみんなで対話しよう。そして、ノンフィクションの一冊として考え聞かせ等に使おうと思います。 伊藤美誠選手、白井健三選手、山口茜選手とまさしく旬の選手たちについて書かれていることが嬉しい一冊です。2016/08/17
アマンダ
0
オリンピック、パラリンピック選手たちのそこにたどり着くまでの素敵なお話。車椅子バスケの少年のお友達にウルッときました。2017/10/21