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図像学入門―疑問符で読む日本美術

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  • サイズ B6判/ページ数 229p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784585270263
  • NDC分類 702.1
  • Cコード C0071

内容説明

日本美術ってなんだか難しい。展覧会に行ったのにちっとも楽しめない。そんな苦手意識を抱えるあなたに、退屈を吹き飛ばす、とっておきのウラ鑑賞法をご紹介。

目次

第1章 釈迦の生涯―仏像の基本
第2章 仏像の種類―4つのタイプ
第3章 曼茶羅―密教世界の地図
第4章 六道輪廻と浄土―人は死んだらどこへゆく?
第5章 神々のすがた
第6章 人のかたち―肖像と似絵
第7章 絵巻物―物語を絵にする
第8章 山水画と花鳥画―神仏でも人でもないもの
第9章 浮世絵
第10章 西洋絵画と日本

著者等紹介

山本陽子[ヤマモトヨウコ]
1955年東京都生まれ。早稲田大学大学院文学研究科(美術史)博士課程後期単位取得。博士(文学)。東邦音楽大学・明星大学・跡見学園女子大学・早稲田大学・東京純心女子大学・多摩美術大学・一橋大学大学院・お茶の水女子大学非常勤講師を経て明星大学人文学部教授。専門は日本中世絵画史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

雪紫

47
源氏物語福笑いのおかめ。サスペンス扱い。アイドル。所々現代ネタ例えでくすりとしながらも、その分説明が入りやすい。絵巻や水墨画の説明が好き。かなりためになること多し。2024/02/18

姉勤

30
堅苦しい表題だが、例えは悪いが女性誌の連載コーナーようなキャッチーで砕けた文体で、それでいて玄人の着眼点で解説してくれる。仏像の見方、仏画、曼荼羅に始まり、絵巻、掛け軸、障壁画、水墨画、浮世絵、大和絵、文人画から、明治以降の日本洋画、彫刻まで。当時の世情や背景を含め、小ネタ注釈も手頃な本書。図像も多く、参考書籍も紹介していて、まさにザ・入門書。 最近市民権を得たかのような、この手の枯れたアカデミア趣味を持つ女性の総称、「〜系女子(この形容に個人的に虫酸)」の方々に、御奨め。2015/12/12

ひろし

14
日本の歴史的な絵画にはいったい何が描かれているのか、どういう意図でこのような表現になったのかなどが豊富な例示とともにいきいきと語られている。これからも絵を見るたびに参考にできそうだし、その時々で楽しめそう。2017/07/06

むいむい

13
かなりの毒舌。そこが面白いこともあり美術の知識はほとんど無いけど最後まで楽しめた。ただ当然知ってるだろうというように作品名が出てくるのが辛かった。全然知らないからわからない。あと作品の写真が白黒なのも残念だった。一番印象に残っているのは、弥勒菩薩が56億7千万年の瞑想後に悟りを開くと書いてあった箇所。それまで地球あるんですかね。奈良にはとても行きやすいのでまずは奈良にあるお寺や美術館博物館などに行って紹介されている作品の現物をぜひ見てみたい。2017/07/10

読書実践家

8
日本芸術の良さを知る。説明が明快で面白く、外国との関わりもよく見える。2016/04/12

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