電撃文庫<br> 転職アサシンさん、闇ギルドへようこそ!

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電撃文庫
転職アサシンさん、闇ギルドへようこそ!

  • ISBN:9784048923019

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内容説明

大賢者として異世界ライフを満喫中、ふとした事故でアサシン(レベル1)に転職してしまったユウト。世間から忌み嫌われる職業に身をやつしてしまった彼は、能力すらも全て失い、大手ギルドから追い出される羽目に……。だがそんなある日。「あ、あなたの頭蓋骨……、素敵です」「そこの童貞。壊れるまで戦ってみないか」 ギルド無所属のユウトに声をかけたのは、死体や人骨にしか興味のない変態ネクロマンサーや、常日頃から破壊衝動が抑えられない狂人バーサーカーら、闇職業と呼ばれる面々。少々頭のおかしい彼女たちに引き込まれて、新たなギルドに所属するユウト。だがそこは暗殺や脅迫といった暗黒なクエストばかりが飛び込む「闇ギルド」だった! ユウトはギルド健全化を図ろうとするも、厄介女子達のせいで運営は上手くいかず……。三大嫌われジョブが揃ったギルド『ジーザス・スプラッタ』は今日も悪評が絶えない!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

スズ

46
凄腕の冒険者のユウトは突如賢者からアサシンに転職してしまい、ギルドはクビ、人々は彼を避けるように。途方に暮れるユウトの前に一人の少女が現れ、彼女のギルドへ勧誘されるが、そこは闇職業の冒険者で構成される闇ギルドだった。破壊と下ネタが好きなバーサーカー、男嫌いの魔獣使い、頭蓋骨好きのネクロマンサーなどの濃い仲間と共にユウトは仕事を始めることを決意する。闇ギルドですが、ユウトとその仲間達は黒い仕事は請け負わないスタンスだったのが良かった。仲間達が町の人々と違い、ユウトの内面をしっかりと見てくれていたのが良かった2016/10/11

中性色

22
この人の作品のキャラの強さというかそういう面に関しては近年のラノベ作家の中でもかなり有数だと思う。というかそれで買ってるわけだし。ただ、だけどというかだからこそ無理に異世界設定にしなくてもいいんじゃないかと思う。それに、すでに慣れている設定だからか異世界感があまりないし。とりあえず、ドンパくんにはもうちょっとマシなものを吐き出させるべきかと。個人的にはリカレットが好み。2016/08/17

サキイカスルメ

15
ドンパくんの可愛さね。異世界転移組のユウトは賢者として誰よりも強いと評判だったが、ある事故で闇職アサシンに転職してしまって、さぁ大変なお話。ゲームとかだと普通によくいるアサシンやネクロマンサー、魔獣使い(テイマー)が人々から忌み嫌われているという世界観。まぁ、ゾンビ操る人とか暗殺者とか怖いよねぇ。しかも基本的には本人に資質がないと、その職業にはなれないんだったら尚のこと。基本はコメディで楽しかったです。ドンパくんの可愛い残念さがよかった。みんな少しおかしいけれど、いい子達でしたね。2016/08/14

真白優樹

12
不意の事故により悪の職業に変わってしまった転生者の少年が嫌われ職業の少女達と共に闇なギルドで働く物語。―――嫌われ職業の実態とは。ゲームなら兎も角普通のファンタジーな世界では嫌われそうな職業の彼らのギルド。でもそんなギルドは輝く笑顔に溢れ、そんな印象を作り出したのはほぼ世間の目だったり、いや誰かのやりすぎな行動の結果でもあるけど。全体的には割とドタバタ多めなコメディ中心の軽めな物語であり肩の力を抜いて安心して読める作品となっており、すぐ楽しみたい方や力を抜きたい方にはお勧めである。 次巻も楽しみである。2016/08/12

彩灯尋

11
設定が好き。この世界ではアサシンになるはずがない…のになぜアサシンになってしまったのか。そして人間界から異世界に来た人のことを異世界組として受け入れている事や、異世界に来た方法が突拍子無いものではなく、実際に流通している都市伝説のものだったり…上手く世界観の流れが作られているのが好みだった。キャラも他の作品にはない個性の強さを持っている。アニメにしたら画面映えしそうだなぁ。勇者ではなく、闇職業にスポットを当ててくれているのもヴィランズ好きにはポイントが高い。個人的にお気に入りなのでもっと流行ってほしい。2016/11/19

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