なぜ新耐震住宅は倒れたか 変わる家づくりの常識

個数:1
紙書籍版価格
¥2,640
  • 電子書籍
  • Reader

なぜ新耐震住宅は倒れたか 変わる家づくりの常識

  • 著者名:日経ホームビルダー【編】
  • 価格 ¥2,640(本体¥2,400)
  • 日経BP(2016/08発売)
  • ポイント 24pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784822200695

ファイル: /

内容説明

※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

熊本地震が突き付けた戸建ての死角
問題がないはずの新耐震住宅が多数倒壊した。
被災住宅の現地調査と図面分析から、倒壊の原因と対策を読み解く。

熊本地震の被害から地震に強い家を再検証しました。
一般的には、昭和56年(1981年)の新耐震基準より古い家が地震に弱いと考えられてきましたが、
熊本地震では新耐震基準の家も2000年を境に耐震性能に違いがあることが明らかになりました。
2000年の告示で追加になった規定や、くぎのめり込みによる強度の低下など、
日経ホームビルダーが報じてきた耐震対策の課題を一冊にまとめました。

【 目 次 】
PART 1
熊本地震の被害の特徴
 住宅被害は16万棟超
 被災地の住宅57棟を踏査 ほか

PART 2
倒壊の原因を徹底分析
 阪神を上回る破壊力
 壁位置の上下不ぞろいが弱点に ほか

PART 3
危ない新耐震住宅
 65%が接合部に問題あり
 曖昧さが奪った耐震性能 ほか

PART 4
顧客と実務者の本音
 築浅顧客に拡大する耐震不安
 半壊が地震後居住の分かれ目 ほか

PART 5
実験で分かる住宅の壊れ方
 耐力壁が少ない家の壊れ方
 筋かい耐力壁に潜む危うさ ほか

PART 6
危ない筋かい
 角度が急な筋かいの強度は?
 断面欠損で筋かいの強度は? ほか

PART 7
危ない軸組
 1階だけの補強は危険?
 引き抜きと偏心、優先は?
 接合がいい加減な増築リスク ほか

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ken

1
二度の震度7と火山灰の堆積した地盤が被害を大きくしたが、現在の基準の課題を知ることは、今後のために重要なこと。2016/12/25

aochama

0
熊本地震で地震に強いと言われていた新耐震住宅が大きく壊れた原因を分析、単に2回震度7があっただけではないようです。新耐震住宅でも壊れるメカニズム、どのように壊れるのかの検証、危ない筋交いや軸組、増築についても言及し、地震で建物が壊れるリスクと新耐震の課題を明らかにしています。やや専門的ですが、損傷建物の写真やイラストも豊富で分かりやすい工夫がなされています。。2018/06/16

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/11126101
  • ご注意事項

最近チェックした商品