内容説明
子ども虐待問題に対し、家族をエンパワメントし、「家族参画と家族の意思決定」を支援過程の中核に据えた21世紀のソーシャルワーク・モデル。児童福祉法の改正で家族支援が重視されるようになった我が国でも、本書から得られる知見は、子ども家庭ソーシャルワークの飛躍のための第一歩を提供します。子ども家庭福祉に関わるすべての方に贈る。
目次
第1部 家族意思決定の社会的構築(子ども保護における家族参画;ニュージーランドの子ども保護における家族の積極的参画の経緯;子ども保護における先住民族文化の導入;国際的発展;わかり始めた家族意思決定実践の複雑性)
第2部 効果的な当事者参画型実践法(EPP)(将来を見通した専門的実践;ストレングスを利用すること、パートナーシップを確立すること:効果的な当事者参画型実践法(EPP)の主要項目を運用すること
効果的な当事者参画型実践活動の実際
結語)
著者等紹介
高橋重宏[タカハシシゲヒロ]
東洋大学社会学部社会福祉学科教授、保健学博士(東京大学)。日本社会福祉学会会長、日本子ども家庭総合研究所子ども家庭福祉研究部長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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