内容説明
世界の会社法が共通して直面している問題を、法域を越えて横断的に概観し、解決策を探る。会社法分野の世界的に名高い名著の翻訳版。
目次
第1章 株式会社法とは何か
第2章 エージェンシー問題と法的戦略
第3章 基本的なガバナンス構造
第4章 債権者保護
第5章 関連当事者取引
第6章 重大な会社の行為
第7章 支配権取引
第8章 発行者と投資家保護
第9章 解剖学を超えて
著者等紹介
クラークマン,レイニア[クラークマン,レイニア][Kraakman,Reinier]
ハーバード大学ロー・スクールのEzra Ripley Thayer寄付講座教授。担当科目は、会社法およびコーポレート・ファイナンス、株式会社形態ならびに株式会社の責任戦略に関する経済分析について、多数の論文を執筆。ロシアとベトナムの会社法改革に助言した
デイビス,ポール[デイビス,ポール][Davies,Paul]
ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)のCassel寄付講座教授(商法担当)。主たる研究分野は、労働法、会社法および証券規制。以前はオックスフォード大学の教授で、イェール大学をはじめ、南アフリカ、ボン、ボルドー、パリ第1などの多数の大学で客員教授を務めた。2000年英国学士院会員
ハンスマン,ヘンリー[ハンスマン,ヘンリー][Hansmann,Henry]
ニューヨーク大学ロー・スクールの教授。イェール大学から法務博士号および経済学博士号を取得し、人間の臓器の市場から芸術家の精神的権利に至る広い範囲の問題について執筆、最大の重点は、非営利組織・相互組織・協同組織の法を含む組織法の構造と経済的機能。以前は、イェール大学ロー・スクールのHarris寄付講座教授(1988‐2003年)であった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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