内容説明
『きみに読む物語』の著者、最高傑作!
今日も妻の眠る病室を訪れ、手を握って語り続ける夫トラヴィス。11年前に運命の出会いをし結ばれた二人に待ち受けていたのは、あまりにも残酷な運命だった。これ以上ないほど過酷な選択を迫られたトラヴィスは、「ここ」に戻ってこない妻のためにどこまでできるのだろうか――。
『きみに読む物語』の著者であり、累計1億部といま世界で最も読まれている恋愛小説家ニコラス・スパークス。彼が「自身の最高傑作」と謳う、全米500万人が泣いた奇跡の恋愛小説がいよいよ文庫化します。2016年夏に公開の映画『きみがくれた物語』の原作!(2016年7月現在)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はる
24
初読みのニコラススパークスと思いながら読んだら、なんと!「きみに読む物語」でデビューした大物作家ではないですか!!!!! 今作は主人公トラヴィスが住む海辺の小さな家の横に住むギャビーとの恋愛を描く作品。情景がとても美しく物語に引き込まれる。第二章では打って変わって波瀾万丈な2人だが、最後は号泣。 愛の力〜😭😭😭😭🫶(語彙力)2023/10/04
たみき/FLUFFY
5
ニコラス・スパークスの小説は、こういう「映画化原作」という括りで読まない限り手に取らないジャンルですが、なんだかんだいって3作くらいは読んでるはず。どれにも共通しているのは、メインの男性が完璧に近いくらいの人格と能力を持っていること。女性に対する態度もそうなので、ダメ男が頑張る系のを求めている人には向かない。今作は、第二部でとある選択を迫られ、それをどうやって選ぶかがテーマ。スパークスがダメ男を主人公にした小説書いたら読んでみたい気はするな。2016/08/31
hiro
1
こういう結末にしたかったのかな?2016/12/10