集英社コバルト文庫<br> ハーフ・クラウン 眠り姫とガラスの靴の夢

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集英社コバルト文庫
ハーフ・クラウン 眠り姫とガラスの靴の夢

  • 著者名:御永真幸【著】/雲屋ゆきお【イラストレーター】
  • 価格 ¥605(本体¥550)
  • 集英社(2016/08発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 150pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784086018319

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内容説明

じれラブ夫婦・ユフィ(元男装王妃→現絶世の美妃)とヴィンセント(ヘタレ元虚弱児→現美丈夫賢王)が共同統治をするレイジエルド王国の王立学院は、女子の入学を認めていなかった。それをなんとかしたいとユフィは学院の理事のオリヴィエにかけあうのだが、オリヴィエにはどうしてもそれを認められない悲しく切ない過去があって。そしてユフィの妻としての目覚めが、宮廷に嵐を呼ぶ…!?

目次

第一章 侯爵と灰かぶり
第二章 星を探して
第三章 ほこりかぶりの宝石箱
第四章 すれ違う想い
第五章 真昼の魔法
エピローグ
番外編 王妃殿下の憂鬱
あとがき

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

フキノトウ

35
シャロンとオリヴィエの関係って、このままで終わりなのかな。素敵な二人でした。そして、侍女のエリカ。逞しいですね(笑)応援してます。もしかして、これ完結巻なのかな?あとがきにそれっぽく書かれていたので驚いています。2015/01/26

蝶よ花You

29
こんなに類を見ない底抜けの愛情を向けられて、邪険にできる者がいるなら見てみたい!そう思える程惜しみなく向けられるユフィへの愛情。こんな男性の元でなら、存分に力だって発揮できちゃいます。ヴィンセントに限らず、この作品に出てくる男性陣は、こういう惜しみない愛情と力を女性に与えてくれる人物ばかり。そして、その愛情に胡座をかくでもなく、その愛情に応え得る才気をふる女性達。とても好ましい関係性を描く作品です。守られているだけのお姫様なんてこの作品にはいません。女を捨てず、女の矜持をかけて戦う小気味良い作品。2015/11/14

幸音

13
新キャラの意地っ張りで1人に対してのみちょっと残念な侯爵オリヴィエと、知識欲の塊な伯爵令嬢シャロンのやりとりがおいしい。シャロンはサブタイトルの通りシンデレラのような背景があって、でも時間を見つけて勉強する姿が健気。従姉妹達が意地悪ではなかったのが救いかも。ロイドに片想いをしかけたエリカの決意が意外だったけど、いつか言わせることができたらいいねと応援したくなる。本編ラストの挿絵ににやにやしつつ、ヴィンスが幸せそうな番外編が良かった。あの日を境に自分のものになったと思われたくないユフィが可愛らしい。2014/10/05

でんか

9
蔵書整理で再読中。シリーズ3巻目。とりあえず、今回もメインのドラマは、新キャラ二人の物語。少女小説で、女性にも学び舎の門戸を、とやろうとするとどうしてもこういう展開になるのか……。ちょっとなんとも理想論的になってしまうというかなんというか。そしてどうしても脇に回ってしまってるユフィ&ヴィンス。お話そのものはテンポよく面白く読了しました。2017/11/05

shizuca

8
複雑な裏もなくハラハラした展開もなく駆け足まじりでサラッと読めて、しかし三冊のウチで一番悶えたのは、準主役の新キャラが好みすぎたからです。あの二人の話、まだまだ読みたいなぁ。あの報われない真面目で好意が一方通行なヒーローと鈍感なのか策士なのかな秀才ヒロインは萌えます。はユフィもヴィンスもすでに互いを信じきっているので、どうすれ違いが起こるのかと思っていたら、あ、たしかにそれね。という問題がおき、こればかりはヴィンスが彼女を守るしかないですね。キャラが増えるとシエラ邸のみんなが薄くなってそれは寂しいです。2015/10/10

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