「百学連環」を読む

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「百学連環」を読む

  • 著者名:山本貴光【著】
  • 価格 ¥2,750(本体¥2,500)
  • 三省堂(2016/08発売)
  • ポイント 25pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784385365220

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内容説明

江戸から明治時代にかけて活躍した啓蒙思想家・西周の私塾での講義「百学連環」は、当時の西欧諸学を相互の連関の中で見渡そうとする試みでした。その講義録を現代の言葉に置き換え、丹念に精読することで、文化の大転換期に学術全体をどう見ていたか、どのような「ものの見方」をしていたか読み解きます。
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

もふたま

8
装丁買いの本が当たると喜びは倍増します。こちらは、6千冊以上の装丁を手がけた坂野さんのデザイン。ものすごく好みだったので高かかったですが購入。もちろん、帯に書かれた言葉にも惹かれました。こちらは、150年前の講義録を丁寧に読み解いた本です。その丁寧さたるや、スペルの一文字違いまで徹底的に洗い出して、ゼロ視点で見たり。そうかと思うと、俯瞰して全体を捉えようとしたり。読み解くとはどういうことかを教えてくれます。時間はかかったものの、飽きることなく読めました。これだから装丁買いはやめられないですね。2017/12/03

鴨長石

3
内容を詳しく知らないまま購入して読んだが、まさか西周「百学連環」の序を一文一文すべて精読するものとは思わなかった。丁寧すぎてたびたび脱線するが、それがまた面白い。学問の面白さ・素晴らしさをこれでもかとアピールするような本になっている。その誠実な態度、探究の深さからして、著者・山本貴光は現代の本居宣長と言っても過言ではないのではないだろうか。今後のさらなる活躍に期待したい。2021/04/08

junne

1
「精読」の見本のような本。しかし連休にちょっとハードな本でも読もうかと手に取ったのですが思いの外読みやすくすらすらと読めてしまったのでした。2022/05/05

newpapa

1
 以前から西周が気になっていた。しかし何も調べずに10年以上が経つ。そこで、ふと手に取ったのがこの本。  正直、読み込んだわけではないが、西先生がどのような人で、どのような時代背景で行き、どのような業績を残した人なのかが少しわかる。  自分が考えるために使う言葉を検討して、考えるということをもう一度考えたいと思わせてくれた。2017/12/31

451

1
西周[1829-97]が明治三年頃[1870-71頃]、私塾で行った講義を弟子の永見裕が記録した講義録である「百学連環」の精読。  文書の精読のやり方実例付きマニュアルみたい。まずは目次、そしてあれば索引をみよ。原文はできるだけ音読せよ。文章全体を読み解くためには細かい単語の字義まで立ち戻れ(単語に元からもっているイメージを思いかえしつつ、辞書を二重三重に引け)。ウェブスター辞典やら古典ギリシア語やら漢籍やらを縦横無尽にうろうろする。何を食べたらこんなに博識になれるんや…… 2017/08/23

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