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内容説明
民主主義は基本、出来が悪い。だが、ヒットラーの言いなりになる人生は良くない。だからこそ、自分も他人も説得できる民主主義は大事と言える理由を人は知りたいのだ!出来の悪い制度に絶望しない付き合い方を示す。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おさむ
27
うーん、このひとの本、2冊目だけど、ダメだなあ。生理的に受け付けない。大学教授とは思えぬ品のない文章。言ってる事もいまひとつ。キャッチーなフレーズを散りばめて、PVを稼ごうとするネットの文章みたい。もうこの著者の本は読まないと思う。2019/07/10
ntahima
20
【Kindle-20】デモクラシーのネガティブな面について自問自答しながら話がぐるぐる回る。末尾に『我々がなすべきことはそれほど複雑なことではありません。「間違えてしまいました」、「訂正しますね」、「(ご指摘)ありがとうございました」です』という言葉が出てくる。余りにも平凡な結論だが「じゃあ、あなたはできていますか?」と聞けば、「勿論」と答えられる人がどれだけいるだろうか?著者は又言う。「間違えることが信頼を失わせるのではありません。それを誤魔化そうとしたり、黙殺したりするから信頼を失うのです」仰る通り!2017/02/20
kochi
20
「デモクラシーとはなんぞや?」と問うことさえも、当たり前にすぎることとして、忘れてしまっていたが、そんな状態からも、本書を順にそって読めば、問題点・課題から、著者の考える処方箋まで理解できそう。一つ例を引く。当時としても最も先進的であった「ワイマール憲法」の下で、ヒットラー政権が誕生したことで、軽視されていることは、ナチスにより、「自由主義的な新聞メディアや言論人が次々に暴力的なテロルを受けていたこと」。これはこころして、覚えておかなければと。2017/01/29
すがの
4
政治学者が、民主主義に対する漠然とした疑問、「民主主義では決定に時間がかかる」「一般人に政策判断能力はない」「多数決に過ぎない」といった疑問を一度「そう考えるのも無理はない」と飲み込んだうえで、真剣に向き合う著作。SEALDsを揶揄していた人々であるとか、民主主義について漠然とした批判意識を持っている人に、読んでみてほしい一冊である。/「デモクラシーが大切なのはそれが人々に根源的な権利をもたらすからなのです」、「「それはおかしいではないですか」と声帯を震わせ、街に出ることは「生きること」と同義である」。2016/08/19
てっちゃん
3
デモクラシーへの素朴な疑問を丁寧に答えてくれる良書。様々な批判があっても、デモクラシーを上回る政治体制はないことが実感できる。2016/10/07
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