交通新聞社新書<br> 進化する路面電車 - 超低床電車はいかにして国産化されたのか

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交通新聞社新書
進化する路面電車 - 超低床電車はいかにして国産化されたのか

  • 著者名:史絵./梅原淳
  • 価格 ¥770(本体¥700)
  • 交通新聞社(2016/08発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784330146102

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内容説明

公共交通機関というばかりでなく、都市のシンボル的存在でもある路面電車。一時は「時代遅れの乗り物」と言われ、衰退の一途をたどっていた。しかし、近年は環境への配慮やバリアフリーへの関心の高まりなどによって見直され、低床化された新車の導入が進められている。超低床電車が登場した当初は、海外メーカー製の電車に頼らざるを得なかったが、それがいかにして国産化されたのか、人と環境にやさしい「街のあし」開発のドラマを、異色&気鋭の鉄道ジャーナリスト2人が徹底取材した。

史絵.(しえ)
鉄道を舞台にした映画「鉄道物語 3」や「鉄道物語 4」、鉄道を旅するDVD「史絵の鉄道旅」、「鉄道車両形式集」シリーズなどに出演。鉄道女優として4年間活動したのち、鉄道の魅力や長所をより深く伝えてゆくため、執筆をメインに活動する鉄道ジャーナリストに転身。鉄道各誌に寄稿。梅原淳事務所所属。

梅原 淳(うめはらじゅん)
1965年東京生まれ。大学卒業後、銀行に入社。その後出版界に身を転じ、月刊「鉄道ファン」編集部などを経て、2000年からフリーランスの鉄道ジャーナリスト。『新幹線不思議読本』(朝日文庫)、『鉄道・車両の謎と不思議』(東京堂出版)、『鉄道用語の不思議』(朝日新書)など著書多数。

※電子書籍の仕様による紙版と異なる図版・表・写真の移動、本文中の参照指示の変更、ほか一部修正・訂正を行っている箇所があります。予めご了承ください。

目次

プロローグ 国産の超低床電車が誕生するまで
第1章 海外製の超低床電車が日本に登場
第2章 アルナ車両とリトルダンサーシリーズ
第3章 U3プロジェクト・JTRAM
第4章 白い電車、広島電鉄5100形デビュー
第5章 狭軌の純国産車、豊橋鉄道T1000形
第6章 これからの超低床電車

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おいしゃん

20
元鉄道女優と鉄道ジャーナリストが、超低床式路面電車の開発について解説する、不思議な新書。各章の元鉄道女優による旅日記のようなコラムは、何の意味があったのかよくわからないが、超低床にするために車輪などでたくさんの工夫があることはよくわかった。2021/11/29

rbyawa

2
e157、ほぼサブタイトルに忠実で新技術が中心の本ではあったものの、どちらかというと路面電車の廃線後にいくつかあった懐古調の本に近いんじゃないのかな? わりと面白かったというか、納得したのが、都市ごとに事情は違うものの超低床車への評価は一貫してるとか(もともとの路面電車のユーザー層を考えると確かに、8%の乗客数の増加って数字は小さくはないよね)、PCCカーの機能性についての部分。PCCカーは日本に入ってきてもろくに走れなかった話ばかり聞いていたんですが、乗り心地と高い性能の車両だったんだなぁ、勿体無いね。2014/06/06

シャンピー

2
レポートを書くための参考文献としたが、いささか専門的な用語やデータが…。私の期待は外れてしまったけど、広島の路面電車が中心に取り上げられてるので、地元の人や興味がある人には面白いと思う。2011/06/12

earlgray

2
読み応えという点ではあまり無い。低庄路面電車(LRV)等に今まであまり関心が無かった人にはいいかも。2010/08/19

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