中級フランス語 よみとく文法

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中級フランス語 よみとく文法

  • 著者名:西村牧夫【著】
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • 白水社(2018/02発売)
  • ポイント 16pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784560085653

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内容説明

※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

【この電子書籍は固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きい画面の端末で読むことに適しています。】
本書では、小説、映画、ニュースなどから集めた文例を多数紹介します。初級文法をひととおり終えると、単語の意味がわかっただけで、文章や会話を理解しているような気分になりがちです。ところがこの思い込みには、「読み落とし」という危険がつきまといます。時制を勘違いしたり、否定を肯定に錯覚したりしてしまうことすらあります。文法の謎をとき、「見逃したら大間違い」というポイントを押さえながら、相手の意図を正しくよみとる力をつちかいましょう。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ががが

6
フランス語の例文から中級者向けに文法を読み解いていく本。テーマは冠詞類、分詞構文、条件法、各時制など。おそらく例のほとんどは実際の原文から採取したもので、説明のために拵えたものではなく、現実にある文章の解釈を通して言語を分析する構成になっている。そのため解説が煮え切られないところもあるが、裏を返せば大雑把に断定できるほど単純にはできてないとも言える。読むときに見逃しがちな点を丁寧に押さえているので、繰り返し参照すれば読解力は間違いなく上がるだろう。「この文はあの古典からかな」と原典が推測できるのも楽しい。2024/04/07

Bevel

5
「いわゆる文法規則」では説明できないフランス語の文例をあげて、その中に新しい一般的な規則を見いだす、そんなフランス語学者のプロセスを追体験できる(させられる)本。個人的に、冠詞や半過去についての説明がわかりやすかった。自由間接話法は、短すぎてちょっとついていけなかったし、時制についても、いろいろ規則が細か過ぎてうまく理解できなかったけれど、自分のフランス語の蓄積が足りないからだと、漠然と思った。何年かしたらまた読みたい。2013/11/30

サアベドラ

5
フランス文に込められた細かいニュアンスを汲み取るために必要な文法事項が丁寧に書かれている。推測を表す文で前未来を使うのはなぜか?とか、複数ある冠詞の総称用法のそれぞれの使い分けとか、中級レベルの文法書ではあまり深く掘り下げられていない、かゆいところに手が届く内容。同じシリーズの『あらわす文法』と被る部分もあるが、説明の仕方や解釈が微妙にズレるところもあり、併読したほうが良い。このシリーズは「中級」フランス語となっているけど、限りなく上級に近い中級だと思います。何度か読みなおしてしっかり頭に入れておきたい。2012/12/20

ロイヤルミルクティ

2
目から鱗な部分あり、なかなか理解できない部分あり。奥深いなぁ。基礎からまた勉強し直したい気分。2012/10/29

ひろゆき

1
語学の本はなかなか通読は少なく、読メにも登録しないけどこの本はなるほどと引き込まれ、例文を鑑賞したなあと、満足。背伸びして読んだかいがありました。2017/11/18

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