内容説明
<p>C++やJavaで開発している一線級のプログラマたちが座右の一冊としている「Effective」シリーズ。そのシリーズの最新刊となる本書は言語にRubyをとりあげ、小手先の対処法ではない骨太のRubyプログラミング技法を解説します。
ごくカンタンに実装できるがゆえに、無駄なオブジェクトを配置して見通しの悪いプログラムになっていたり、アクセスしにくいコレクションを作っていたり、機能的ではない例外処理を施していたり、知らず知らずのうちに実行速度を犠牲にしていたりなどなど、自己流では解決しない問題に正しい道筋を示してくれます。</p>
<p>とくに、誰か他のプログラマーに利用されるコードを、どう書くことで堅牢さや使い易さを確保するかという観点が多いことが、本書の特徴といえるでしょう。</p>
<p>Rubyの良さを殺しているプログラミングを撲滅し、より美しくRubyを輝かせるためのノウハウを、各種サンプルを交えてわかりやすく提示する、中級~上級者向けの一冊です。</p><p>※本電子書籍は同名出版物を底本として作成しました。記載内容は印刷出版当時のものです。
※印刷出版再現のため電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。
※印刷出版とは異なる表記・表現の場合があります。予めご了承ください。
※プレビューにてお手持ちの電子端末での表示状態をご確認の上、商品をお買い求めください。</p>
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
baboocon
4
Ruby中級者向けの様々なTipsを紹介している本。いまの自分には少々難易度が高めだったかも。「構造化データの表現にはHashではなくStructを使おう」、「method_missingではなくdefine_methodを使うようにしよう」など。あと著者のポリシーとしてメソッド呼び出し時の引数の括弧を省略しないというのが特徴的といえば特徴的かな。また折にふれて読み返してみたい。2015/01/15
miwarin
2
すいません、メタプログラミングruby読んでも分からなかった点が若干分かった。。。ような気がします。修行します。2015/05/19
river125
1
全48項目の半分以上が、rubyのトリッキーな仕様の解説や落とし穴からの回避術だった気がする。これは残念なことだ。rubyはもっとストレスの少ない楽しい言語のはず。たしかに書いてることは正しいし大事なことなんだけど……。読み終わって、やっぱrubyっていいな、もっと使おう、という気にはならなかった。2016/03/20
アキオ
1
コードが曖昧になるからと、やたら括弧を付けるこだわってはいけないこだわりに、不安になってしまったが、内容はしっかりしていて勉強になった。とくに、一言で説明しずらかった実装に「オーディットトレイル」という名前があったことがわかったのがよかった。また、ループ内で文字列リテラルをfreezeすると定数になることには驚いた。2015/05/06
joe-re
1
Ruby中級者以上を対象にした本。分かってるつもりだったけど、実はよく知らなかったんだなー、みたいな気付きが多くありました。本書で得た知識は、ライブラリを読んだり書いたりするのに特に役立ちそうです。この実装Effective Rubyに出てきたやり方で書き直すと綺麗になるなー、みたいなことを思える部分がけっこう目につくようになりそうな予感。2015/02/11
-
- 電子書籍
- 最強の早稲田ラグビー ―世界を狙う「荒…
-
- 電子書籍
- 達人伝 ~9万里を風に乗り~ 20 【…