- ホーム
- > 電子書籍
- > 絵本・児童書・YA・学習
内容説明
「ハチはいま、大好きだった上野先生に、会いたくて会いたくて、しかたなかった上野先生に、やっとやっと、会えたんだよね――。」雨の日も雪の日も、主人の帰りを駅で待つ。日本一有名な犬ハチと、飼い主のあたたかい心の交流を描いたノンフィクション。愛する者と暮らすことのすばらしさ、別れのせつなさに胸をうたれます。あなたを待つ人はだれですか。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Apple
22
なかなか感動しました。子供に読んでもらいたい一冊といえます。「動物に人間の感情を勝手に当てはめることは避けなければならない」というあとがきでのメッセージを残しつつも、種族を超えた信頼関係•愛情もあるという素敵な物語だと思います。犬を飼ったことはありませんが、世界中の愛犬家が共感してくれる物語だと思いました。児童向けで描写されていないだけかもしれませんが、比較的穏やかな時代背景が感じられる内容でした。渋谷駅にハチ公像が立った時、除幕式にハチ公自身が参加したというのは知りませんでしたが、微笑ましいと思いました2024/09/06
喪中の雨巫女。
13
《私-図書館》ハチ公が、先生を慕って渋谷駅に通ったのは、あんなに愛されたからなんだ。2019/06/07
こどもふみちゃん
9
7歳の長男に読み聞かせ。横で4歳の娘が聞いて涙してました。どうしてどうして??と言いながら。感動作。文庫本。30分ずつ3日に分けて読み聞かせ。 お勧め。小学校低学年以上向け。2012/09/15
ようこ
7
中一女子が「初めて一冊読みとおした思い出の本だから貸してあげる」と自分の蔵書を貸してくれたのがこれ。後半ハチがたらいまわしにされ帰ってこない飼い主を待ち続けたところが印象に残ったらしく、以来犬の物語が好きになったようだ。薦めてくれた子の気持ちと優しさが印象的で貸してくれたことをずっと覚えておきたい一冊。2012/07/04
2時ママ
6
次女 小3 ひとり読み。2019/08/24