- ホーム
- > 電子書籍
- > コミック(少年/青年)
内容説明
人生の最期を迎えようとしていた松尾芭蕉が目を覚ますと、そこは現代の東京だった! しかも何故か、中学校で生徒の相談役を務めることに…? From江戸to平成、さぁ芭蕉よ、俳句の力で現代人の心を救え!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
てつ
15
タイムスリップした芭蕉が中学校で生徒たちの悩み相談を受け、俳句で解決するというコメディ。比較的マイナーどころな句が多め。ありがちではあるが着想が面白い。中学生、高校生が読んで、松尾芭蕉や俳句に興味を持つきっかけになるといい。自分も学生のころは全く古典に興味がなくて、それをちょっと後悔2017/10/15
ジロリン
11
「ギャグマンガ日和」の奥の細道シリーズみたいな、強烈なバカバカしさを求めたのが、間違いだったか…いまひとつピンとこないマンガだった。芭蕉が「自分の生きた時代の常識」を貫き通すことで起きるであろう、ギャップ・ギャグを期待してたのに、芭蕉っちったら、馴染むの早すぎ…あ!この辺を楽しむマンガだったのか。親子の情を瓜に例えた句を詠むくだりなど、結構ジンと来たし…エスプレッソを飲むつもりがココアが出てきた、という感じですかね。少し日を置いて読むと、また違った読み心地になるかも。2015/01/13
gelatin
9
★★★★ ちょっとヤダこれ面白いわ。完全タイトル落ちを予想して(何故買った?)いたのだが、中身が良くてびっくりした。芭蕉が現代にタイムスリップするだけかと思ったら、中学校の相談役を!しかも解決を全部俳句にからめてなんかちょっといい話に!あ、ギャグ漫画なんですけどね。2014/12/14
Eterter_
6
現代にタイムスリップした松尾芭蕉が 俳句を参照して悩める現代人を導くお話。古典好きとしてはコレが単巻で終わってしまったのがとても勿体無い!万葉歌人とかでもいっかいやってくれないかなー2014/12/25
せっぱ
5
江戸から平成へタイムスリップした芭蕉。未来都市の生活に驚きながらも新しい言葉を積極的に吸収していく姿勢はさすが俳諧師!作中芭蕉生前の句が次々登場します。俳句に疎い私には初めて目にする句ばかりですが、お話の状況に応じた解釈になるほどとうなずいたり、クスッとしたり。すっかり芭蕉っちのファンになりました!2015/04/12