内容説明
舘浦あざらしが、相棒のぶぶまるとともに、函館本線を札幌から函館までだらだら歩く旅の第二弾がついに登場。今回は、前回の旅の終着点・余市から歩き始めるが、出発の日から思わぬトラブル続きで、相も変わらぬ前途多難のスタート。さらには線路を離れて、ニセコ近辺の温泉にも立ち寄るなど、旅はますます迷走の気配。はたして2人は無事に函館にたどりつけるのか…?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
マッピー
9
札幌から函館まで、函館本線の山線を全駅徒歩で踏破する企画の第二弾。 今作は余市からニセコまで。 前巻の札幌から余市までと違って、駅間距離は長いし、山道だし。 相当厳しい旅になるのではと思って読んだけど、彼らはちっとも変っちゃいなかった。 トイレがない、自動販売機がない、ベンチがない。 歩いて旅をすると、車で通りすぎるだけでは見えてこない景色が見えてくる。 真似をしたいとは思わないけれど、少し羨ましく思ったことは確かだ。 2016/07/11
aocchi
5
「函館本線へなちょこ旅」に続き「函館本線へなちょこ旅2」を読了。相変わらずの少し偏った自己主張と40歳とは思えない奔放なぶぶまるの言動がこの旅を楽しいものにしているでしょうね。倶知安の祭りは僕も偶然出くわしてぶらついた事がありますが、こういう偶然って結構ワクワクしますよね。閉店セール中の靴屋さんで買ったスニーカーは未だに履いてますよ。それにしてもぶぶまるの奔放さにはちょっと引いてしまいますね。まあ、楽しいから良いんだけど。あとがきにありましたが、八雲駅まで来たそうです。全部出版できるように祈ってます。2018/05/17
らいく
5
函館本線の札幌~函館を徒歩移動するおじさんの旅物語。続編はないのかと諦めていたころに「2」を発見。今回も率直な意見が満載で、それが読者にはここちいいのだ。 かわいいイラストだし、土地勘がなくても楽しめる。車で移動だとあっという間の場所が、歩くと新発見がある。ぶぶまるが、だだっこの子供のようで可愛いのだが、実際は40代の実在するおじさんらしい(笑)。今から「3」が待ち遠しいが、函館ゴールまで絶対読みたい。「1」を読んでいなくても「2」からでも楽しめるよ、セニョリータ!!2016/07/09
さくらパンダ
3
ユルイ旅エッセイ。たまに楽しくたまにイラッと。でも一緒に旅してる気分にもなって面白かったです。2018/06/11
かぐや.
2
地元ネタ。より近い方から読んだので2巻からです。楽しかった。いつもは車、2回だけ長万部から小樽までJRで移動。だけど駅は良く覚えていない。かろうじてニセコ、比羅夫あたりか。五色温泉はホントに濃くて入った途端に手の指がしわしわになるし・・って、一緒に旅した気分です。銀山が気になったので、ぜひ行ってみなくては。2018/04/29
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