ガガガ文庫<br> マイダスタッチ~内閣府超常経済犯罪対策課~

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ガガガ文庫
マイダスタッチ~内閣府超常経済犯罪対策課~

  • 著者名:ますもとたくや【著】/人米【イラスト】
  • 価格 ¥649(本体¥590)
  • 小学館(2016/07発売)
  • 初夏を満喫!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント25倍キャンペーン (~5/18)
  • ポイント 125pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784094516241

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内容説明

超・近未来の超常経済犯罪捜査ファイル!

 国民ナンバー制度の導入以降、経済格差が拡大した日本。
苦しい生活を強いられた人々の中からは、お金に関連した異能力「マイダスタッチ」を得る者が出始めた。それ以降、異能力を用いた犯罪が多発し、その犯罪を組織的に行う「アライアンス」が結成されていった。

 彼らを取り締まるために設置された超常経済犯罪対策室・通称「エイプス」。そこに所属するドケチでモテない職員、水町袈裟郎は父親をアライアンスに殺され、その犯人を追い求めていた。しかし、その足取りは掴めぬまま。

 そんなある日、お金を爆発させる能力者が立てこもった現場で運命の出会いを果たす。大富豪・一万田家の令嬢、一万田こがねである。自分が使ったお金のキャッシュフローを認識できる「マイダスタッチ」を持つ彼女は、エイプスにその能力を買われて袈裟郎とコンビを組む。そして二人は事件を捜査していく内に、国を巻き込んだ恐ろしい陰謀を知る――。

 果たして袈裟郎は、父を殺した犯人を見つけ出し、こがねと共に国家の破綻を止めることができるのか!

 アニメ『ONE PIECE』のテレビシリーズ脚本を手がけるなど、気鋭の脚本家・ますもとたくやが送る、異能経済クライムシリーズ開幕!

※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まるぼろ

16
第二次大戦前の世界恐慌以来の金融危機を境にある能力を持った人々が現れだした世界での、そういった能力者による犯罪に対策するチームのお話です。結構面白かったです。どちらかと言うと能力者を取り締まるというよりは、その能力者を使った犯罪や陰謀に立ち向かっていくと言う話ですが父親を殺された恨みからエイブスに入った袈裟郎と過去に苦い思いをしながらも経済の正常化の為に入ったこがねの対比が面白かったな、と。ラスト付近の袈裟郎の能力を使うシーンも良かったです。後書きを読む限りだと続刊する様なので次巻も読もうかと思います。2016/08/17

ツバサ

16
テンポ良く読めてあっという間に読み終えた。面白かった。経済、金、異能バトルを組み合わせたストーリーは新鮮で、読んでて惹かれた。色々文句は出るだろうが、私は支持します。とんだ掘り出し物でした。続きが出るならば読みたいし、新作でもチェックします。2016/07/26

たにやん

13
「経済」×「異能バトル」と一風変わった要素を持ったラノベ。設定、ストーリーともにありそうで無かったアイデアでなかなかに楽しめました。最後は強引に畳みかけた感はありましたが、全体的にテンポよく話が進むのでノンストレスで読了。作者様の次回作も楽しみです。2016/07/26

しぇん

12
KindleUnlimitedで再読。試みは面白いのですが、物語としては何か地味ですね。もうちょっと弾けた部分あったら化けたのにかなと2023/04/12

半熟タマゴ

11
金銭に関連した異能力という設定は斬新で面白かったかなと。それにしても、主人公の能力がコストかかりすぎて不憫に思えてくる。能力的には強いはずなのに。2017/07/03

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