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内容説明
10年分の“幻の短編”が詰まった極上短編集。ショート3篇は豪華2色刷りで掲載!! 僕と同じ、「檻」から出られない弱い弱い彼女を───見ていた。 孤独な男子高生や、毒舌メイド家政婦、離婚イベントなど、多様なテーマに挑戦した珠玉の10篇を収録。 繊細さと大胆さをあわせ持つストーリーテラー、三原ミツカズの魅力を存分に味わえるバラエティフル短編集！巻末には著者初の作品解説つき。 ■収録作品 TWO SWEETS×××／カナリヤ／a Paradox of a Lion／NATURAL BORN SCISSORS／離婚式／what a wonderful world／天国と地獄／地上10メートルの檻から
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
十六夜（いざよい）
7
三原ミツカズさんの短編集。本当に数ページしかない短いものから、割りとしっかりなものまで、内容もジャンルも様々であっという間に読み終えた。作者の服と髪への愛情もひしひしと感じる。スッキリ具合が良かった「離婚式」が印象深い。2015/09/11
ちるるん
6
表題作とても良かった。古い作品はもう10年以上前のものなので、カリスマ美容師って言葉が懐かしい。ジャックカッコいいなと思ってたら連作のラストで落とされたw 男の子はいいんだけど、女の子はゴテゴテしすぎててちょっと苦手かも。2013/11/25
芙蓉
4
再読。やはり好き。どの作品も好きだがだいたい初読の時に好きだなと思った作品が好き。2021/02/11
Ai
4
カリスマ美容師３人かっこよかった。バーコード頭を剃り上げてライダーに転身とかかっこよすぎ。『a Paradox of a Lion』の惜しみないゴスロリっぷり眼福です。寝言を聞いたときの表情が一番眼福だったけど。離婚式の黒いドレスも素敵だったけど、強気メイドさんのお手製ドレスはその覚悟を知るとさらに魅力的。2016/04/05
山崎にう
3
電子で購入。連作ものも含む短編集。三原ミツカズさんはゴシックな服装を描かせると本当に美しくかっこ良い。スタイルもいい。センスもいい。表題作は切ない真相が胸に痛いですね。彼も、見ている以外の行動が取れれば良かったのに。2022/06/25
