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内容説明
【電子限定!雑誌掲載時のカラー扉収録】他人の傷口は、甘い。東京で出会ったのは──同じ失恋の傷を持つ年下の男。 29歳のハル子(こ)は結婚破談の傷から逃れるように上京。しかし意図せず既婚者と関係を持ってしまい、全裸で追い出されてしまう。ピンチを救ったのは、路上で出会った劇団員の女の子・歩(あゆむ)だった。歩の部屋に転がり込んで新生活の準備を始めたものの、今度は空き巣に遭い、お金も服も身分証明書も盗まれてしまう。いよいよ帰郷するしかないと絶望するハル子だったが、歩にフラれて満身創痍の男・槇(まき)に押し倒されて!? ハル子の人生リスタート第3巻!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ソラ
28
この落ちていく過程を劇にされるっていうのはやっぱかなりの屈辱だろうな。こんなの見せられたら平静じゃいられない。でも面白いと思ってことはやらずにはいられないのだろうか。2014/02/11
若冲
23
あーきちゃったね、とうとう。自分のサガを客観的に見せられて地雷がバンバン炸裂してる。でも、みっともないことが何一つない人生の人はいない。足掻いた先に少しだけ過ごしやすい場所を見つけられますように。酷く傷ついても時藥がカサブタを作ってくれるよ。気が弱いわけじゃなく生きる上での情報選択が何処か弱いだけの、悲しいほど滑稽で、でもどこにでもいそうな強かな女の子。転がった先に見つける物が宝物とは限らないけど何か掴んで立ち上がってくれ2014/03/15
るぴん
22
レンタル。自分の不幸をネタにした舞台劇に怒るハル子。確かに腹が立つし、気持ちもわかるけど、やっぱりハル子は好きになれない。槇くんも歩も、あまり友達にはなりたくないタイプ。『午前三時の』シリーズに比べると好きな感じの話ではないけれど、ねむようこさんの絵は好きだし、どういう結末になるかが気になるので、次も読みます。2014/04/04
かに
15
まさにトラップホール。転がり落ちていく。みんな自己中だし、みんな縋りたい。どっかで共通点みつけて、尊敬できるとこみつけて、つながってくだけ。尊敬できる人がいるんじゃなくて、その時のその人が尊敬できるということなんだろうと思う。何かしら第3者の目でみる感覚は大事なんだろうなぁ。自分のことも人のことも。自分が自分の気持ちと行動に納得できればそれで良いと思うがどうか。綺麗にまとめられていない分、いろいろと考える漫画である。人の気持ちや、ふらふらする感情がリアル。2014/04/28
フジ
15
ここまで深みにハマってくると、もはや共感できる部分はないんだけど、面白くて読んでしまう。あ、でも他人の傷口は甘いって言葉はわかる気がしますね(´▽`)ハルちゃんは自分なりに考えて行動してるんだろーけど、カルいなーほんとカルい子(笑)ビッチ人生と言われてもしょーがないわ。ただ劇の題材にするのはなしだよね。2014/02/11