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内容説明
「この手は、好きだ――」派遣の医療事務として働くかたわら、ネイルサロンをはじめた薫(かおる)。男性に触られるのが苦手、そんな彼女が自ら触れたいと願ったのは、勤務先の病院の医師・矢飼(やがい)。お互いに惹かれつつある2人だが、矢飼の“過去”と“迷い”が彼の気持ちの邪魔をする。そしてもう1人、大学の頃より一途に薫を慕う後輩・シロちゃんの想いも絡まり合って――。恋があふれて加速する。恋愛プチフリ女のダブルワークストーリー!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しいたけ
64
セリフにはガツンときていたのですが、2巻で主人公の背景がわかってきて、より一層胸が痛くなりました。世界観が個性的で惹きつけられます。2020/09/01
蝶よ花You
38
この作品、ホント身に「積まされる」。グサグサ「突き付けられる」。でも、傷付けられる作品じゃなくて、共感する。感じ入る。「リアルがそこにある作品」と言いましょうか。リアルに描かれているからリアルだと感じるのか。それとも、現実に経験しているからリアルだと感じるのか...。境目がわからなくなる程の出来た作品。女性なら必ずどこかに何かを感じられるはず。一度手に取ってみて損はない作品かと思います。2014/07/11
れみ
32
おお…急展開のせいか、なんだかだんだん矢飼先生がちょっと良いかもと感じ始めた(^_^;)けど屈折してるのとか厄介なこととかはそのまんまだからなあ…前途多難な感じ。2013/12/08
月子
22
シロちゃんかなり不憫(^_^;)2014/11/01
星落秋風五丈原
18
言ってることと経験が伴わない20代ヒロインをどう扱っていいかわからず困惑する40代矢飼先生可哀想!「わたしの想いはどうすればいいんですか?」「じゃあイカせればいいですか?」はとどめの一発。もうちょっと父の死が人と触れられないことと繋がっていて、という主人公の過去をひっぱるかと思いましたが、後半出てきませんでしたね。あまり受けがよくなかったのでしょうか。2012/06/20