幻想コレクション 千尋に咲く花（１）

著者名：秋乃茉莉

祥伝社（2016/08発売）

• ISBN：9784396790165

内容説明

浪の下にも都のさぶらふぞ――三種の神器を求めて源平両家の争う時代。　天皇の証である三種の神器のひとつ、天叢雲剣（あめのむらくものつるぎ）を抱きながら、浪の下に沈んだ幼い時の天皇、言仁（ときひと）。源平両家が狙う因縁深き剣が幼き帝を導いたのは、龍神、綿津海（わだつみ）の住まうの城だった！大海原の底、龍神の綿津海とその妹、撫子（なでしこ）との出会いが幼き帝の運命を変える！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[せ〜ちゃん]

★★★★★ 秋乃茉莉さんフェアにて再読♡

2018/01/24

[小葉@comic]

安徳天皇と龍神の伝奇ファンタジー。なかなか楽しい。

2008/07/12

[龍田]

壇之浦の戦いで海に身を投げた安徳天皇は朱鷺と名前を変え、海底の龍神兄妹と暮らすことになる。極楽浄土のような海底で美少女、撫子との暮らしの短編集。人身供養の少年の話が好き。

2020/04/21

[れじーな]

やっと一巻を読みました。物語としては二巻の方が面白かったような気がするのですが、ことの始まりが説明してあるので、当然ですが、入り込みやすかったです。安徳帝が主人公というのは今まで見たことがなく、新鮮でした。

2010/11/17

[えな]

ちょっと海神別荘を思い出す。ノリはいつもの秋乃節だけど、ちょっと神秘的な感じがいい。

2009/07/28