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内容説明
向かい風にも 平気な顔で 家に帰ろう――しょう子はバツイチの桃内と結婚し、流産ののちに授かった長男・ゆうと年子で出産した長女・瞳との4人で暮らしている。家族に悩まされたり癒されたりする毎日はしょう子を豊かにしていき…。大人カップルの心洗われるスローライフ、第2巻。描き下ろしおまけ漫画も収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ichigomonogatari
3
中年になってからの子育ては大変だ。桃内くんとしょう子さんも幸せながら体力的にはきつそう。そして子供はほんとに思うに任せない。ちょっと喧嘩してすぐ離婚後の生活を想像するしょう子さん。2021/07/23
月子
3
人間っていいな、と思う。こんなふうに人生に感謝できるのは、主人公が大人だからだと思う。若いときにはきっと理解できなかった漫画。易しい言葉ばかりなのに、一つ一つが強くて、脈絡もなしにいきなり泣かされたりする。じーんとくる。洗練された表現で、ナマの声が語られている。年をとるのもぜんぜん悪くない。2014/05/05
だい
3
何回読み返しても、いいなあ。良いことばかり書いてあるわけじゃなく、ネガティブな回も嘘っぽくなくて、本当にしょう子は存在していてその人生をのぞき見してる気持ちになる。「私に家族をありがとう」ってモノローグは平凡に聞こえるけど、実はなかなか言えるものじゃないと思う。しょう子は本当に幸せなんだな。2012/06/03
ツキノ
2
「神様 私に 家族をありがとう」というこの巻のラストが好き。わたしも結婚したかった理由は家族をつくりたかったから、なのだった。感謝、ですね、ほんと。あとがきによると、主人公を40過ぎにしたいと言ったら担当さんに反対されたとか。いいよ、40代。もちろん、20代で母になったらなったでよさがあるのだろう。比べることではないのだけれど、30代おわりに妊娠した人の例がここにある、というわけ。2013/02/03
ahiru8
1
途中からモノローグになり、そのまま終わる回が多いのだけど、そのモノローグがとても好きだ。言葉も、絵も、とてもよい。1巻はもっと高齢妊娠から子育てについての問題やあるあるネタを書き連ねていた感があった。あと実母と主人公との関係など、設定もいつのまにか変わっているけど、そういうのはまあいいや、と思えるくらい、2巻はいい。何度も読み返している。