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内容説明
父親からの性的虐待。学校中に広まった噂に日波里(ひばり)は完全に居場所をなくすが、彼女に恋する同級生・相川(あいかわ)はその手をとろうとする。また一方で、日波里の闇を知った富子(とみこ)は、女としての劣等感を抱えながら恋人・完(かん)との7年の歪みに対峙する瞬間を迎えていた。「息を止めていたので平気でした」少女の最も気持ち悪い噂。男は、女は、少年は、家族は、毒の渦中にたたずむ少女に何をもたらすのか―? ヤマシタトモコの怪作にして真骨頂、ここに完結!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
匠
110
ヤマシタさんの作品はいつも楽しみにしていて、でもこの作品は読んでいると登場人物に苛立ちを覚えてしまった。それは人間の感情の醜さや鈍感さ、デリカシーのなさがリアルに描かれていたからなのかもしれない。個人的に共感できる人物はおらず、ひばりのどうしようもない、狂わんばかりの辛さと、どうしようもない家族や親戚からどう逃れ、彼女に救いがあったのかは読み手に委ねられた。確かに答えは一つじゃない。でも読後モヤモヤしたものが残り、これで完結したとは到底思えなかったが、人の善意と悪意についてすごく考えさせられる作品だった。2013/09/02
れみ
88
1巻から間をおかずに。ひばりが救われたとは決して思えない感じの終わり方でモヤモヤする。そして、個人的には完ちゃんが駄目だった。なんて無神経なんだろう…!ひばりから父親の件を打ち明けられてすごく動揺してるぶん憲人のほうがずっとまし。2014/05/23
wata
57
結局、日波里を救える人はいなかった(T_T)救おうとする人はいたけど腰が引けてる人、どうしたらいいかわからない人、関わるのをやめた人。お母さんが一番守ってあげて欲しかったです。幸せになってほしい…2016/01/01
くりり
43
容赦のない無神経さ、息を止めてないと辛い日波里、救ってくれる人はいない。逃げるしか...2016/01/23
まりもん
27
レンタル。結局学校でも家庭でも救いはなかく息をとめていたという状態だったと思うとおもい話すぎて読み返す気がなくなった。2013/09/02
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