幻想コレクション ピーチツアー

著者名：遠藤淑子

祥伝社（2016/08発売）

• ISBN：9784396790103

内容説明

おじいちゃんはあの英雄・桃太郎！　鬼との和解を目的に、孫娘のモモがいざニュー鬼ケ島！　「鬼も人も命は同じ、誰ひとり血を流すことなく解決したい」目指すは平和的な鬼退治！　孫娘・モモは暴れる鬼との争いごとを終わらせるため、お城の若さま雉若丸（きじわかまる）とお付き武官の柴犬之助（しばけんのすけ）、そして海賊・鬼申（きしん）を引き連れて「ニュー鬼ケ島」へ向かう！　遠藤淑子が描く、新説・和のファンタジー決定版！！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[えびちり]

この作者さんにしては、切れ味の悪い漫画でした。自分が好きな中でダントツに絵が下手ですが、その分とても読ませる台詞回しのセンスを持つ方ですが、テーマと世界観に齟齬があったのかな、中途半端で乗り切れませんでした。残念。まあ、合う合わないはあるか。

2017/07/03

[ＤＷＡＴ]

あれ？巻数がないということはこれで終わり(^_^;)？ ファンタジーの枠組みとしては桃太郎の世界観を再構築して結構面白いことやってるとはおもうんだけと、遠藤節とシリーズ構成がうまくかみ合わなかったかなー。まあ、この先連作短編かなんかで、一作ごとにテーマを掘り下げて続けてくれるとうれしいんだが。それにしても表紙の絵、もうちょっとなんとかならんかったんか・・・既存読者以外にはハードル高いぞな。

2013/11/17

[しゅわ]

秋の夜長、勝手に遠藤さん再読祭り中。実はこのお話、連載どころか、コミック発売していることすら知らず…かなり経ってからあわてて購入＆読んだので記憶が薄かったです（汗）　打ち切りだったのかな？というぐらい、まだまだこれからのトコロで終わってて残念。モモ殿の生まれや鬼申など…もう少し話が続けば、もっと遠藤節炸裂させられそうなのになぁ。詳しい事情を知らないのですが、かなり特殊な連載だったみたいで、絵が雑っぽいのは仕方ないの…かな？　けっこうシリアスな展開が続く幕間で「いろんな意味でギリギリの扮装」に大爆笑しました

2012/10/06

[眞墨]

なんだか途中で終わった感じ…でもちゃんと遠藤さんらしいまとめを雉若丸くんが言ってるからいいのかな。いろんな意味でギリギリな扮装に笑った。

2012/05/02

[Aladdin]

雉若丸が良い事言います。「モモの条理が命を救う事にある」「だから自分自身も許せばいい」。おまけの某海賊漫画の扮装がうけましたｗ

2011/01/07