FEEL COMICS うさぎドロップ（７）

著者名：宇仁田ゆみ

祥伝社（2016/08発売）

• ISBN：9784396764852

内容説明

「会ってみるか？　お前の母ちゃんに」ダイキチのギックリ腰をきっかけに、今後のことや自分のルーツが気になりだしたりん。ダイキチに秘密で戸籍を取り寄せようとしたけれど――。りんと母親、いよいよ対面！？　癒し系・子育て奮闘記、第７巻！　文化庁メディア芸術祭マンガ部門審査委員会推薦作品！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[エンブレムＴ]

「もし自分が動けなくなったら」りんの選択肢を減らすようなことになるのか？ぎっくり腰になり、真っ先にりんの将来を憂えた大吉。「ダイキチが動けなくなった時」自分以外の誰かが大吉の横にいる？その想像に首を傾げるりん。傍からみたら献身であっても、彼らにとっては自然なこと。そこに２人が家族として過ごした１０年という時の重みを感じました。生みの母・正子との絡みが思いの外良い感じであったのも、大吉とりんの絆がしっかりしてるからこそなんだろうな。コウキと大吉の関係もそうなんだけど、こういうのを『縁』って言えばいいのかな。

2013/04/29

[匠]

ダイキチがぎっくり腰になってしまい、またまたコウキママの世話に・・ってタイミングがー（苦笑）でも、りんはそんなコウキママとの会話からふと、母親のことを想い始め、役所から戸籍を取り寄せることに。実母との想い出がまったくないりんの複雑な心情を思うと胸が痛んだ。そして、初めて真正面から対面した正子も、少しは大人になったみたい？彼女が妊娠中であることは、今後の展開においていい伏線になってくれたらいいなぁと切に思う。言葉にならない想いを感じる二人のハグにはちょっとじわっとくるものがあった。

2013/03/19

[つよしー]

大吉ぎっくり腰、りん母親と会う、麗奈プチ失恋の巻。正子は母親という認識はあるものの振舞いはまだまだ大人に成りきれていない様子。りんの方がしっかりしてます。やはり環境が人を育てるんでしょうね。りんは大雑把な大吉しか頼れる人がいなかった。だからしっかり者にならざるを得なかった。つまり大吉は最高の親！笑。実際のところ、親はしっかりし過ぎない方が子供にとって良いのかもしれません。そう思える巻でした。

2013/02/03

[Die-Go]

再読。漫画。りんと大吉の関係に徐々に変化が。と言うよりもりんの大吉に対する思いに変化が現れてきたと言うべきか。そして、りんは実母との面会を果たす。★★★★☆

2020/02/21

[Die-Go]

りんの思いきった行動に大吉は動揺しつつも冷静な判断を下す。一大人として接するようになってきたのかな。りんの心の持ちように変化が現れてきた。どうなる？？ ★★★★☆

2022/05/31