祥伝社文庫<br> サイバー・コマンドー

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祥伝社文庫
サイバー・コマンドー

  • 著者名:福田和代
  • 価格 ¥759(本体¥690)
  • 祥伝社(2016/07発売)
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  • ポイント 180pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784396341336

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内容説明

防衛省に新たに設置された《サイバー防衛隊》=通称サイバー・コマンドー。ネットワークを介したあらゆるテロに対処する、官民の精鋭を集めた組織だ。その一人、若き天才ハッカー明神が、悪辣ロシア人ハッカーの正体に迫ろうとしていた矢先、全国規模の通信障害が発生。それが悪夢の始まりだった。新幹線の衝突事故、信号、電話…基幹インフラの崩壊。何者かによる日本へのサイバー攻撃が始まったのだ!戦慄の超弩級エンターテインメント!セキュリティのプロ、サイバーディフェンス研究所上級分析官が解説・絶賛!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

123
この本はハードカバーで読んでいるのですが、文庫本での再読です。サイバーセキュリティについて最近勉強しているのでこの小説で世の中の動きなどを予測しようという気を持っています。講演でも最近、自衛隊の方が話しているのを聴いたりして物語だけの世界ではないことを実感しています。福田さんの作品は先日読んだ「ゼロデイ」よりもこのような分野の方がいいと思います。2017/05/04

いたろう

40
先に「S&S探偵事務所 最終兵器は女王様」を読み、前作があったことを知り、読んでみた。前作と言っても、「S&S探偵事務所」の軽いタッチとは全然異なり、こちらの方が福田さんらしい、緻密に構築されたリアルでスケールの大きい脅威の世界。核戦争にも匹敵しうるサイバー戦争の引き金を引くのは、核戦争と違って民間人、というのは、確かにあり得る話か。サスペンスフルな展開に、攻撃を仕掛けてきている相手が特定できないサイバー攻撃において、自衛権の行使=攻撃の意思決定ができるのか、等、現実的な問題が合わさって全く飽きさせない。2017/08/20

すたこ

32
★★久しぶりにギブアップ。。サイバー戦争?ハッカー?クラッカー?ウィルス?はぁ、全然理解出来ず!(笑)なんとなく全体像は掴めたけど、専門用語・カタカナ語が次から次へと。福田作品だから最後まで読みたい…と頑張っていたけれど、限界だった。途中経過で面白い箇所は所々あったし、ラスト付近で何かありそうな気もするし、読みたかった~。「~せよ」シリーズとはまた違った難しさ。この分野に興味がないと大変かも。それにしてもこの人の作品テーマは幅広い!!2018/10/31

タルシル📖ヨムノスキー

25
「サイバー戦争を起こすのに大げさな陰謀など必要ない。ちょっとした悪意の連鎖があればいい。サイバー空間は熟しすぎた柿のようで針でつついて穴をあけてやると、止めどもなく腐った汁が溢れ出す。他人を陥れたい、他人が困るのを見るのが楽しい、リアルな空間では解消できないフラストレーションをぶつける場がほしい、サイバー空間にはそんないじましい悪意が飛び交っている」。20世紀の戦争は銃火器でのドンパチだったが、21世紀の現代は網の目のように張り巡らされたコンピュータネットワーク上で行われる。明日起きてもおかしくない物語。2020/12/04

ぴ〜る

18
怖い…。スマフォだのパソコンだのに慣れてしまい当たり前になってしまっている世の中にどっぷり浸かってしまっている現代社会にいつ起きてもおかしくないサイバー戦争。便利な分何かが起きてしまった時は脆くあっという間に崩れ去ってしまうんだろう…。2020/02/03

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