内容説明
校内犯罪とはこう闘う! 法治主義を学校でこそ徹底せよ!
まじめに勉強・部活動をする子どもを犯罪行為から守るための「正しい対処の仕方」を、法律的、理論的根拠をもとに、具体的にわかりやすく解説。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みこ
16
教師の視点で読みました。論理が飛躍しすぎかな?と感じる部分はありましたが、同意できる部分もあります。例えば、「関心・意欲・態度」について再考を促している点。ここに主観が入っていることは事実だと思います。ただし、「思考・判断・表現」「技能」「知識・理解」については主観はほとんどないはずなので、「関心・意欲・態度」だけを取り上げて、主観だから危ない!とするのは言い過ぎでは?と感じます。また、お笑い番組がいじめと関連しているという指摘には全く同感。私もドッキリ番組など、見てて鳥肌が立ちます。2017/03/28
いもムシ
5
昨今のいじめ問題深刻化に伴い、なぜ加害者を刑法で取り締まれないのかと感じたことから、手に取った一冊です。本書で挙げられている要因は様々ですが、いじめの定義の曖昧さ(いじめと称しているものの、刑法から見れば立派な犯罪であったり、そうではなかったり)と学校を法の及ばない聖域として扱ってきてしまったことがあるのでは、と強く感じました。いじめは集団の中ではやむをえず起きてしまうとのことなので、減らすためには、いじめの定義を明確化し、刑法と共に若い世代に教え、かつ対応方法を指導する必要性があるのではないでしょうか。2017/03/31
ともがら
2
まったくその通りで、いじめは犯罪だし体罰は暴力だ 私の息子(現在25歳)が中学生のときの校長先生は、何かあれば警察に通報してくださいと言っていた また知り合いの刑事も、同様に言っていた 2014/07/05
ジャンルバルクイネー
0
治外法権、学校の中でなら法を犯してもかまわない。知らないからおこることもあるのではないか。子どものうちから法律について勉強したほうが良いのかも。それにしても心ない事件がなくならない。すべての先生達に問いたい。なぜ先生になったのか。2023/11/14