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内容説明
「名作」「傑作」とされるゲームはいったいどこがスゴかったのか。新しいゲームジャンルはどのように誕生するのか。──それは、ゲームの歴史を「アイディアの進化史」としてとらえることで見えてくる。『インベーダー』『ゼビウス』『スーパーマリオ』『ドラクエ』『ときメモ』『ラブプラス』……数々の歴史的作品は、「創造性」「大衆性」「技術とアイディアの関係」などについて、大きなヒントを与えてくれる。ゲームを「学ぶ」時代の幕明けだ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ふみあき
85
私自身は学生生活終了後は、家庭用にしろPCにしろゲームからは遠ざかってしまい、昨今のゲーム事情には疎いし、息子が『スーパーマリオ ワンダー』やら『マインクラフト』やらで遊んでいるのを眺めている程度の関わりしかない。なので、本書についても世代的に『ラブプラス』以降の論述には興味が持てないわけだが、『ギャラクシアン』の革新性とか『ゼビウス』の物語性とか、私より少し上の世代のゲーム史については勉強になった。『ゼルダの伝説』を李御寧の日本文化論と結び付けたりとインチキ臭いところもあるが、評論として面白いのでOK。2026/05/06
Tetchy
70
まだ歴史の浅い、しかし急激に成長したゲームの歴史をターニングポイントとなったエポックメイキングな名作と共に振り返りながら、なぜ名作は名作なのかを論じた、ゲーム好きだけでなく同時代を経験した者にとって必読の書。当時子供だった私も学校から帰ると近くの駄菓子屋に行って、金はなくとも人のプレイするゲームを見て狂喜した一人だった。改めてそれらゲームについて子細な分析がなされた記述を読むことで当時の記憶とゲームが頭の中に鮮明に蘇り、蒙が啓かれた、まさに愉悦の読書体験だった。さてこれからゲームでもしようかな。2014/09/25
mitei
39
最初の方のゲームはほとんどわからなかったけど、時代が下るにつれて知ってるゲームが増えてきた。しかしかなりあっさりとした印象で紙面上の都合かこれはと思えるゲームが少なかったのが残念。2011/09/24
akihiko810/アカウント移行中
35
70~80年代のゲームの進化を簡潔に体系化した本。印象度B+ ゲーム史本としては、新書のためか量が薄いが。基本的に自分は、ゲームは子供の頃やったくらいなので、知ってるゲームの項だけ読んだ(といっても、本書は大ヒットした基本的ゲームしか取り上げてないと思うが)。 「ドラクエ」がRPGで画期的に大ヒットした要因は、「一本道」クリアで誰にでもわかりやすくしたから、というのはなるほど。「冒険を観光ツアーにした」というのは言い得て妙。 あと、「ときメモ」の当時の衝撃など。2023/04/21
白義
29
皆が共有できるゲームの教養を、といっても単純な通史的なものではない。むしろ、ゲームの誕生から、ゲーム内の空間の扱い方、ハードとソフトの関係や他者性の導入、と今のゲームを形成する基礎概念がどう生まれてきたか、という起源を具体的な作品とともに辿った、いわばゲームの思考発展史である。なのでポンからパックマン、ゼルダやドラクエなど、扱われる作品はどれもゲームの初期の歴史に画期をなした伝説的名作が中心。そこから箱庭ゲーなど今のゲームとの繋がりも意識していて、ルーツを訪ねるという感じ。印象的なフレーズが頻出して面白い2017/02/08
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