角川文庫<br> 海底二万里 下

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角川文庫
海底二万里 下

  • 著者名:ジュール・ヴェルヌ【著者】/渋谷豊【訳者】
  • 価格 ¥748(本体¥680)
  • KADOKAWA(2016/07発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 180pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041013854

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内容説明

未来の科学技術を駆使して作られた潜水艦ノーチラス号を操る、寡黙で謎めいたネモ艦長。彼の厳然たる命に従い、アロッナクス教授たちは地球上のすべての海を巡る旅に連れ出される。インド洋から地中海、大西洋を南下して南極へ。氷づけになった潜水艦、巨大タコの襲撃、激しい暴風雨。次々に襲いくる危機をものともせず突き進むネモ艦長はいったい何者なのか。そして彼の目的とは? 時を越えて読み継がれる空想科学小説の原点。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆるり

8
いやぁ~面白かった!様々な海底探索に魅了されたね。途中、酸欠状態に陥った時は本当に息苦しい感覚を呼び覚まされた。あと、タコ達との闘い。臨場感いっぱいで興奮気味に読んだ。さらにはネモ艦長の過去には何があったのか、アレコレ想像が膨らんで物語に厚みが出るよね。それにしてもコンセイユは良くできた召し使いだなと思った。色々とてんこ盛りでいい読書時間だった。ジュール・ヴェルヌの他の作品も読んでみようかな。2025/07/08

かずし

5
海底をテーマにしたSFを描こうとしたときに、本作に現れた要素を使わずに作るのは不可能では?と思わせるほどに海の魅力が凝縮されていた。 アトランティス、巨大生物、南極点、未知の海底トンネル、未開島の探索。教授の目を通して伝わる興奮はいずれも新鮮で、海に関する知識が皆無でもその経験の貴重さと共に冒険の楽しさが体感できる。 ただ、どこで一番ワクワクしたかといえばノーチラス号に乗り込む瞬間。冒険の最後にあれを超える興奮が欲しかったというのは欲張りというものか。2023/09/02

kesuke

5
魚類の種類を挙げるのは分かる人には大体分かるのかもしれないけれど、動物や魚に詳しくない自分からするとこの部分が読み進めるのにかなり苦労した。当時の人達は魚類に関しては博識だったってことかなぁ。南極での出来事の部分は面白い2016/12/20

あやなし

4
色んな本に登場するので興味はあったのですが、やっと読めました!長い旅路だったー!召使いのコンセイユ、銛打ちの名手であるネッド・ランドと共に、謎に包まれたネモ艦長のノーチラス号で海底を旅することになったアロナックス教授の、二万里に及ぶ航海の記録。みんなと一緒に冒険をしている気分になれて、ワクワクドキドキでした!海底の森やサンゴの王国を訪ね、海峡を越えて海底トンネルを抜け、アトランティスを横目に氷に閉じ込められ、巨大タコと戦い、海に投げ出され…。他にもたくさん!地図を追いながら読み進め、とても楽しかったです!2025/06/22

まふ

4
初めて読む。ノーチラス号の話だ。今では、どれひとつとて驚くに値しないストーリーであるが、これが幕末時代に書かれたことを知ると、その先見性、洞察力に感動せざるを得ない。やはりすごい人であるのだ。彼のこの物語では多くの博物学的知識が披瀝される。これだけでも大変な書物であると思う。今の一個人がこのような小説を書けと言われても、誰も書けないであろう。2008/03/31

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