内容説明
謎解きが主活動のカジヤ部に、自分の居場所を見つけた大学生のあざみ。聡明だが天然な元部長の梶谷の知恵を借りつつ、樫乃木美大内で起こる厄介な問題に挑むが、有名画家の名画紛失事件が起きて……。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
32
謎解きが主活動のカジヤ部に、自分の居場所を見つけた大学生のあざみ。天然な元部長の梶谷に巻き込まれて樫乃木美大内で起こる厄介な問題に挑む第二弾。前巻で事件を通じて部の面々とは友人関係を構築したはずなのに、友人なのか確信を持てず距離感に悩む典型的ぼっち思考なあざみ(苦笑)そんな彼女がボヤ騒ぎの原因究明や行方不明の絵画探しといった事件に梶谷と挑む展開で自身も成長し、部員や周囲の悩みも一緒に解決してゆく過程で絆みたいなものが生まれてきてるのかなとつい微笑ましい気分になりました。続編あるならまた読んでみたいですね。2016/08/09
coco夏ko10角
22
第2弾。前作より謎が美大ならではのものが多かった気がする。梶谷さんのことが謎のままだし続きがあってもよさそうだけれど…2021/02/05
み
22
さくさくと♪新たなボッチ登場で、次作も出るのかな?友達ってなろうとしてなるもんじやないのよね、不思議なもんだわ(^o^)2017/04/30
那由多
21
梶谷先輩と仲悪げな千坂基というクールな二枚目が登場するが、二人の関係性を活かせてなかった。カジヤ部の面々も、2巻目なのに逆に人物像が薄れてしまった感があり、いろいろと前回よりもパワーダウンしてる気がする。1巻が良かっただけに残念。2020/05/30
Pirocchi
17
題名のセンス抜群です!「白の名画は家出する」は読み終わった後うなりました。私は白、名画、家出という言葉のチョイスはまさに今作にぴったりだと思いました。さすが、美大を卒業してるからか、「題名」をつけるのが上手いですね。奇想天外なキャラクターたちと不可思議な謎が舞う、舞う。面白いー!事件が次々と起こるが、最後は芸術とは何か、を考えさせられる。芸術家として生きる、その生き様のひとつをみせられた。梶谷くんの道の話は良かった。とにかく、良いお正月を迎えられて良かったね、あざみ。2017/03/27
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