内容説明
姿を消したタイガを求め、カグヤたち五人の騎士姫はベルティーユの召喚した赤龍に乗り込み、亜神の本拠である“聖地”を目指していた。だが、到着目前にして亜神一六将の襲撃に遭い、散り散りになってしまい!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
真白優樹
5
騎士姫達が亜人の本拠地で散り散りになる中、絆を深め最後の戦いに挑む最終巻。新たな武皇の誕生、そして亜人の王との決戦。望みは同じ、だけど道は同じではないから激突し合う。互いに憎しみなんて抱いていない、だけど心のままに戦う。今巻は残り三人の騎士姫と一気に絆を深めつつ最終決戦に雪崩れ込む怒涛の展開であり大規模なバトルが各所で繰り広げられその中でタイガは力の制御に成功し、一気に武皇へと駆けあがる。最終巻に相応しく熱い戦いが繰り広げられ死力を尽くしてぶつかり合い、その先に待つのは穏やかな平和。 うん、面白かった。2016/07/28