講談社文庫<br> 青の回帰(上)

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講談社文庫
青の回帰(上)

  • 著者名:平岩弓枝【著】
  • 価格 ¥550(本体¥500)
  • 講談社(2016/07発売)
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  • ISBN:9784061841963

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内容説明

トルコの広大な高原地帯の僻村で、駐在商社員三田村五郎は、日本の大女優石河永子を知り、激しく惹かれていく。永子は、この国に浸って動かない夫、高名な画家権藤浩太郎に会いに来たのであった。丁度、先妻との娘小野笙子も又父に会いに来ていて、運命は不思議な糸で、人々を複雑に結んでいく……。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まこ

3
日本から遠く離れたトルコの地で有名女優に出会う。これ自体が不思議な感じで、中盤一時的に日本に戻ってもこの不思議な異国情緒が漂ってくる。女優とその夫、夫と前の妻の娘と複雑な人間関係に巻き込まれていくのだろうか。2018/07/13

巳見

2
異国で情熱的に繰り広げられるストーリー。近頃テレビではちょっとしたシーンのことをなんでも「光景」と表現するのが気になる。平岩作品のきめ細かい描写、心のひだを読み手に実感させる表現で魅せられたものこそが、真の「光景」と思う。足を踏み入れたことのないトルコの平原が目の前に広がり、自宅にいながら旅ができる。特に雨のイスタンブールのシーンが素晴らしい。古い作品だが、読むたびに心動かされる。2019/03/05

2
一人の若いエリート商社マンをめぐる、大人の三角関係。女優の永子はやっぱりきれいなんだなとほれぼれさせられる。もし自分がトルコに行ったことあるならば、さらにはまるだろう。そんな異国の地を舞台に繰り広げられる平岩弓枝流の上品な物語。2011/01/25

きりん

1
平岩さんの文章はとても読みやすいし、情景描写がさらりとしつつも、しっかり目に浮かぶという妙。あと、登場人物たちのセリフに品がある。全てがうまいこと結びついていて、引き込まれるように読み進めた。やっぱりトルコはいい国。また行きたいな〜と思った。2021/05/20

ちゃこばあ

1
20数年前に読みました。その時にトルコに行きたいと思いました。 今回トルコ旅行まえに再読! やはりすばらしいです。古い本ですが皆さんに読んでほしい。 トルコに行ってカッパドキュアやブルーモスクを見るのが楽しみです。2012/05/31

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