内容説明
巧みな人物描写、洗練された語り口で、今なお名人の名を不動のものとする、三遊亭圓生の名演集。表題作「双蝶々」他、「ちきり伊勢屋」「札所の霊験」「梅若礼三郎」「お若伊之助」の全五篇を収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
hisayparrish
1
名人圓生の落語本第1巻。どれも長い話だが、秀逸。寄席で聴いてみたかったな。演目双蝶々 ちぎり伊勢屋 札所の霊験 梅若礼三郎 お若伊之助2025/05/08
rouningyou
1
圓生の落語は、今CDで聞いても意味のわからない古い言葉が多くわかりづらいので、こうやって活字で読むと理解が深まる。ほとんど聞いたことのない噺だったが、特に梅若礼三郎という噺が面白く、無実の罪を着せられた長屋の女房のため、長屋の皆で水垢離に行くところ、そしてそのあと温まるために鍋屋に行き話が展開して行くところはホントに面白い。古い江戸にはこんなこともあったのかもと、深く感動した。2016/10/17
ななっち
1
生の落語は聞いていないのはもちろんですが、音声で聞いてみたいですね。2014/02/20
kinoko-no
1
圓朝の魅力にとりつかれ、それを語る圓生を文字で読む。「双蝶々(ふたつちょうちょう)」がどうしてこのような題名なのか理解していないが、後半の芝居噺はまたぐっと世界に引き込まれる。一番好きだったのが「梅若礼三郎(うめわかれいざぶろう)」粋ってこういう人のことをいうんだろうな。2013/10/03
yone
0
三遊亭の総帥の名跡圓生。79年没なのでもう亡くなって40年近く経つが今尚信奉者も多い6代目圓生の口演の速記本。圓朝ネタの物語自体の面白さも勿論なのだろうが、圓生の語りも凄かったのだろうと想像する。CD等で圓生もっと聞こう。しかし双蝶々はなんでこのタイトルなんだろ。2016/08/31
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