内容説明
国際紛争の発生と悪化の要因は何であるか。この紛争分析の成果は紛争解決や平和構築の戦略と実践につなげるべきであろう。本書は、この視点から紛争要因の正確な把握は、和平合意の取り付け、また再発防止策の作成の参考になるということを、身近に思考させる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
悠里
5
勉強になりました。前にE.Hカー読んでたのが良かったな。さらに考え方が深まったと思います。学生である自分が平和のためにできること、この問、ずっと考えてたことだったんですよ。理論と実践を常に意識しながら勉強していこうと思います。2018/09/15
うえ
4
「「知の権力性」の解体を目指した批判理論からすれば、リアリズム学派の議論は「大国による人間支配を肯定するもの」であり、「権力に奉仕する現状肯定論」と解釈される。またリベラリズム学派が重視する「制度」は、現状の力関係を反映し、その力関係を維持するための装置であると映る。リアリズムが物質的な力を最も重視し、リベラリズムが制度や理念の役割を重視する学派であるのに対し、批判理論の代表的な論者であるロバート・コックスは、物質的な力と制度と理念は相互に支えあうことや特定の秩序が誕生、発展、衰退する過程を示そうとした」2026/01/06
YN
2
積読を消化。紛争解決学の入門書。ラムズボサムの本より遥かに取っつきやすいものの、バクッとした平和学、安全保障論、紛争学の紹介のため、あくまでスタート地点。2022/01/08
木漏れ日
2
大学時代に少し齧った分野の卒業後に刊行された入門書として読了。序章にある通り、本書自体は紛争解決学の理論を詳細に説明するものではない。一方で、関連する平和学・国際関係論・安全保障論分野の詳細と紛争・紛争解決学の概観が明解かつ読みやすくまとまっており、全体感を把握する一歩目として非常に親切な本だと感じた。教科書としてわかりやすく整理がされ、コラムや演習も豊富な一方で著者の想いも度々綴られており、読み物としても面白く共感するようなところがある。これを読んだ上で国際時事を読み解いていきたい。2021/12/10
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