内容説明
これぞ古舘伊知郎の真骨頂! 十余年の“沈黙”を破って、ついに秘伝解禁!! “言葉”は自分を主張する最強の道具。どんな相手からも本音を引き出してしまう超実践的な会話術を大公開した一冊。こんな喋りのテクニック、どんな話し方の教科書にも雑談の指南書にも書いていない!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
hk
20
「男と女から言葉が生まれた」これはドキリとさせられる名言だ。本書にはこうした実用的なセリフや言い回しがてんこ盛り。人間関係を円滑にする「喋り」のノウハウが散りばめられている。…「言葉の預金通帳」「良い意味で~」「好きな人にはたまらない~」「人はだれもが皆、自分を話したがっている。だから話させることこそがコミュニケーションの要諦」…などなど喋りの実用例からその背景にある論理までを軽妙洒脱な語り口で伝えてくれる。本書の原本は90年代の上梓書籍だが内容は古びていない。軽く読めてすぐに使える。これぞ実用書だ。2019/10/29
金城 雅大(きんじょう まさひろ)
17
古舘伊知郎による、超実践的日本語コミュニケーション術。 出てくるテクニックや想定場面がめちゃめちゃ実践的で、思わず仕入れておきたくなる内容になっている。 またそのテクニックを紹介する過程で、そのテクニックを使って自分を落としたり上げたりする、という高度なメタテクニックも使っている。さすがだ。2023/02/28
おくりゆう
16
正直、昔はあまり好きではありませんでした(失礼で申し訳ありません)。しかし、いつからか印象が変わって手にとりましたが、これは実践、叩き上げの掛け値なしのノウハウ集、という感じで古舘さんのプロフェッショナルなテクニックの一部が垣間見れて良かったです。2017/12/24
所沢
9
座持ちが良いのは、当たり前の単語をいかに当たり前でないスタイルで話す。言いにくい場合は「ちょっと違うかも知れませんが?」と言うことが印象に残った。2017/08/16
ぱちこ
9
仕事で自分には雑談力が足りないな〜と感じたので仕事帰りに本屋さんをフラフラしていたら見つけました。古舘さんは報ステを見る限り生来のお喋り好きじゃなくて研究して上手くなった派だろうな〜と思って買いました。買って良かったです。ただ謝る時は「すいませーん↗︎」と語尾を上げると良い、と書いてあったんですが、どうやって発音するのか分からなくて、昨日から練習中です。2016/05/09