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内容説明
ベストセラー『会計天国』の著者の最新刊! 小さな鞄店を営むマサトは、ある日、お客の心が読めるという魔法の眼鏡を手に入れる。営業不振に悩むマサトは、大喜びでその眼鏡を使って売り上げアップを目指そうとするのだが、直後に現れた魔女に眼鏡を返すよう迫られてしまう。さらに、眼鏡の以前の持ち主たちは次々と怪死していて……。お客様の声は、鞄店を立て直す神の声か? もしくは悪魔のささやきか? マーケティングからCS(顧客満足)、クレーム対応、優良顧客育成まで、すべてのビジネスに通じる販売戦略ノベル。・「お客の声を聞け」で、売上は本当に伸びるのか? ・どのお客の声を聞けばいいのか? ・適正な「品揃え」と「価格」とは? ・クレームはどこまで受け入れればいいのか? ・最高の優良顧客を生み出す技術 ・お客の声を聞くことよりも大切なこと この戦略はすべてのビジネスの真理だ! 『お客の心が読めるメガネ』を改題。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
小説を最初に書いた人にありがとう
95
最近はまっている竹内謙礼さんのビジネスSF小説、三冊目。参考になりながらもストーリーもなかなか楽しめる本は今まであまり無かったので斬新。最後の魔女との恋愛話にはついキュンとなってしまった。シリーズ終わってしまったらどうしようかな。あとは「貯金兄弟」と「戦略課長」だったかな。2016/04/28
ehirano1
71
「他の権力を振りかざして店を脅してくるような客は、たとえ問題が解決したとしても後々同じ事態が発生しやすいので、これを機に縁を切る方が良い」、という件には大いに共感しました。2024/09/03
ehirano1
71
小さな会社では、商品を買ってくれる人の声よりも、商品を買うのを止めてしまった人の声に耳を傾けなければならない。商品を買ってくれる人の声を重視すると、商品がマニアックになってしまい、商品を買うのを止めてしまう人の数が加速してしまう、とのこと。なるほど、確かにマニアックと差別化は同じではないですからね。2022/01/22
ehirano1
70
「人は親しい間柄の相手の意見は、“正しい”と判断してしまいがちなのよ」。至極ごもっともですです。でもこれは人間の性ですからね、どうしたもんでしょうか。本書では『(親しい間柄の人とそうでない人の意見の)バランスを取れ』とのことで、なるほどねぇ、と思った次第です。2021/06/12
ehirano1
69
魔女は言います、「・・・一度値下げした商品を、もう一度元の価格に戻して買う客なんて、どこにいるのよ!安売りの色が付いた店を、もう一度普通の店に戻すには、客を総取っ替えするぐらいの覚悟がなきゃダメなの!そうしなければ、永遠に安売りを求める客から逃れることはできないわよ!」。魔女さん、当社に来てもらえませんかね。2023/10/18