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内容説明
海のさまざまな現象を知ると、地球の素顔が見えてくる。海水はなぜ塩辛い? 波はどうして起きるのか? 親潮や黒潮はどこからやってくる? 熱帯で起こるエルニーニョ現象が、なぜ日本の気候に影響する? 数千年もかかって海水が地球をめぐる「海洋大循環」とは? あなたの知らない海の姿を、最新科学で徹底解説。目に見える海の現象から、目に見えない地球規模の活動まで、海をまるごと解説する、海洋学の入門書です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
かんやん
26
雑学的な本かと手にしたら、ガッツリ海洋物理学の入門書だった。専門的な観測機器の話が続いて戸惑う。密度、塩分濃度、水温、深度をパラメータに海水を分析。海洋循環の説明で出てくるエクマン輸送、地衡流、ロスビー波など聞いたこともなかったし、コリオリの力の働き方も間違って理解していたし。潮汐力のメカニズムは単に単に月の引力によるものと思い込んでいた。月が地球の周りを回っているのではなく、共通の重心があり、その周りを地球も回っている。そこに遠心力が生まれ、引力との合力が即ち潮汐力。えー、知らんかった。2025/06/29
ゲオルギオ・ハーン
24
海について、そこに住む生物ではなく、波や海流に注目して説明した一冊。一番面白いと思ったのは波の高さについて。波は一定の動きではなく、風やコリオリ力、地震などのさまざまなエネルギーの影響を常に反映した大小の波が入り乱れており、そこで計測される波の高さは様々で単純に平均をとると波の高さは低く考えてしまうことになる。そこで上位3分の1の波の高さの平均値を出すのだが、それでも稀に出る高い波と比べると低いため予報で出る波の高さを鵜呑みにするのは危険だそうだ。波や海流についていろいろ勉強できて楽しかった。2021/05/22
塩崎ツトム
8
波や海流、気象現象とのつながりなど、海の生態系と同じく、ぼくは海洋の物理についても、何も知らなかったのだ!2019/08/20
霧島
7
高校の地学で軽く勉強したけど、言われてみれば海について何も知らないなと思い、手に取ってみた。『海の教科書』というタイトルやまえがきに書かれていたことから、まあ文系の人間にも分かりやすいよう噛み砕いて書かれているんだろうと期待したが、専門用語が多く内容もなかなかに難解。地学の授業で習った予備知識が多少あったため一部の記述に漠然としたイメージを抱くことは出来たが、この本の内容を理解したとは到底言い難い。また知識を蓄えてから読み返してみたい。2016/10/08
すくすく
6
我々が慣れ親しんだ黒潮、親潮といった海流の起こりと作り。潮流、月の満ち欠けとの関係、津波の起こり。そして北極・南極をエンジンとした長期間に及ぶベルトコンベアのような海の流れ。きっとこうだろうと思い込んでいた常識が崩されまくる海の本でした。後半になってくると流体力学、物理学との海の関係性、地球シミュレーターとの関係性など色々な学問領域との重なりも伺えてこれまた興味深い2026/05/01
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