RM LIBRARY
キハ08とその一族

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B5判/ページ数 48p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784777051663
  • NDC分類 536.2
  • Cコード C0065

目次

なぜ客車をディーゼル動車に改造するのか
1960(昭和35)年度の気動車事情
客車用の台車をそのまま使用する計画
具体的な改造のスタート
従台車となったTR23の出自
キハ40 1の完成
性能試験の実施
14輌のプロフィール
客車改造ディーゼル動車車歴表・主要諸元
短命に終わった生涯
加悦鉄道に譲渡されたキハ08 3

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

えすてい

5
旧客と気動車は台枠や車体の構造が似て非なるものであり、自走できるがゆえにキハ20系以降軽量化を図る気動車に対し旧客は機関車からのけん引力を吸収するために台枠が強固にできている。バスで例えるならばモノコックとラダーフレームの違いか。このグループでは自動ドアは設置されず客車時代の手動ドアが再利用されるが、四国のキクハのみ外吊り式引き戸に交換されるも手動ドア。キクハとキサハは使い勝手が悪かったようだ。燃費も悪く1L当たり1kmもなかった。急場しのぎの車両だから省エネどうこうというのは元来なかったのだ。2023/10/19

えすてい

5
60系鋼体化客車にDMH17Hエンジンを取り付けてキハ40系→キハ08・09に改造された全14両の履歴。北海道を中心に、キクハ09の一部は山形県や四国でも使われた。客車の気動車化は予てより何度も立ち上がってきていたが、このキハ40系が登場した背景には当時の深刻な気動車不足が挙げられる。無煙化を進める国鉄は気動車を次々と製造しようとするも、首都圏の通勤ラッシュ需要や新幹線建設等で北海道の気動車にまで十分に回す予算がない。そこでコストを試算した結果60系客車の気動車化を決定。だがそれも急場しのぎであった。2023/10/19

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/2503124
  • ご注意事項

最近チェックした商品