内容説明
「正しい家族」は、もうやめた。
キャバクラで月2000万円豪遊、思い余って都知事選に出馬
「日本一炎上しがちな夫」こと起業家・家入一真氏と18歳で結婚し、即出産。
31歳で離婚し、腹をくくって社会人デビュー。
ネット育ちの新世代エッセイストが、
なにかと息苦しい現代家族の渦中から“寛容”と“自由”を提言する。
強く愉しく新しい〈家族論〉エッセイ
ウェブマガジン『cakes』の人気連載、ついに書籍化! 初の著作。
「シングルマザーの子育て」「ママ友問題」「セックスレス」「不倫」「自己責任論」……
家族にまつわるデリケートな問題に切り込みます。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
haruaki
25
思い通りに事が進まない事は人生では当たり前な事なのに、それを当たり前と私たちは捉えない。学校では教わらない事、いや、教われない事、たくさん。この本には紫原さんの体当たりの教えが詰まっていて、そんな当たり前を忘れてしまった硬い心がふわりと柔らかくなって、肩の力が抜ける。悪い事が起きたとしても自分のせいだけではないという当たり前。愛をくれる泉は、気負わなくても用意されていたりする。カタチにこだわっていたのはただの自分自身で、人生や幸せはカタチにこだわってなど最初からいなかったのだ。当たり前に。2018/06/12
ケー
20
強いなぁ、紫原さん、ずっと働いたことがなかったのにこんなにも力強く社会に向き合えていることがとてもスゴイ。元旦那さんに対してもいろいろ思うところはあるのだろうけど、仕方ないなとあきらめた感じ。でもマイナスの意味ではなく、やれやれといった感じ。その空気感が不思議なんだけれど何故か理解できた。明るい話ではないけれど、読み終わった後には少し晴れやかな気持ちになれた。2018/05/07
れんこ
19
初めて読んだ紫原明子さんの本。大変なことをちゃんと乗り越えたた後についてくるパワーを持っている人なんだろうなぁ。2019/06/28
ひろ☆
18
読み終わってから、家入一真氏の元・奥さまと知る。所々、クスッとさせられた!自立とは依存先を増やすこと。2016/08/24
ふじ
12
家入一真の元奥さんということで、興味本位で読み始めたのだけど、すごく真っ当な、生き方の指南書だった。人生って、ひとりひとり違うから、本当に面白い。2016/11/14