江戸大名の好奇心

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江戸大名の好奇心

  • 著者名:中江克己【著】
  • 価格 ¥990(本体¥900)
  • 第三文明社(2016/06発売)
  • ポイント 9pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784476033281

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内容説明

「世界初」「日本一」……。 江戸時代、殿様の独創的な好奇心は、趣味の域を大きく超えていた! 昆虫図鑑をまとめた増山正賢(伊勢国長島藩主)、世界地理書を著した朽木昌綱(丹波国福知山藩主)、洋風画法・秋田蘭画を生み出した佐竹義敦(出羽国秋田藩主)、オランダ語を流暢に話した鍋島直正(肥前国佐賀藩主)ほか、数学、茶の湯、俳諧・和歌、書物、庭園、遊興などに情熱を燃やした殿様たち27人のエピソード集。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ケロたん

1
激務の合間に趣味の域を越える芸術を残す大名たち。見習いたいものです。2024/02/03

めぐみこ

1
極めて独創的な好奇心を発揮した27人の大名に焦点を当て、その好奇心の正体に迫る。庭園・茶道・科学…と、興味の方向は様々で読んでて楽しい。そしてやる事のスケール大きい。さすがお殿様。2016/05/07

こうきち

1
KindleUnlimitedで読了。 面白かったけど、常に財政難と隣り合わせなのがなんとも言えないバカらしさも感じるところ。2018/06/30

akuragitatata

0
いろんな文化活動をした大名を並べた本。面白いエピソードをつまみ食いするセンスは参考になる。幕藩財政との関係を論じているけれど、大名の文化活動は個々人の趣味だけではなく地域における公共事業という側面もあったので、好奇心だけでは片付かない。現在の政治経済・学芸文化とは違って、江戸時代の文化活動の担い手がたまたま大名だったという側面もある。知らないこともたくさん書いてあったので面白くよんだ。六義園とか、今は無くなってしまった巨大な庭園の話などもおもしろい。2017/08/23

カステイラ

0
よくまぁこんなに忙しい中プロ顔負けの学問芸術に励んだものだと感心。ここに収録されている殿様は立派な殿様ばかりだったけど、逆に学問芸術に打ち込みすぎてヤバイことになった殿様編も見てみたいと思った。2015/05/29

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