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内容説明
【切ない恋のトライアングル。】
司の事を諦めようとしない朝倉に対し、昴が朝倉に対してとった行動は──…!? 一方で3人の秘密を知る琴岡は、その抱えた想いが決壊寸前で──…。それぞれが抱える恋心で悩み、葛藤し、想いが純粋なゆえに拗らせていく…。切ない二つのトライアングルで紡がれる、拗らせ系青春物語、はがゆくビターな第3巻!!
(C)2016 Kina Kobayashi
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
幸音
7
あちこち巡ってやっと購入。朝倉くんが純粋かつイケメンな考え方をしていて好感度高くなった。あとちゃんと怒った感情を露にするところも。昴が、自分の姉を好きな朝倉くんに対して行動するけれど、自分で自分の首を絞めていって逃げ場を失いつつある。女装の理由はそういう経緯があったのか。シスコン拗らせてるなぁ。琴岡は女子3人の中で一番物騒な考え方をしているけれど、好みのタイプを挙げるエピソードで、最後に挙げたものがすごく可愛らしいものだった。それなのに抉るラストがつらい。12話の扉の雰囲気好き。2016/07/03
半熟タマゴ@コミック
6
「私の方が絶対好きなのに」が切ないなぁ。複雑になっていく5人の関係に目が離せません。2016/10/08
true「」
3
10話から13話まで収録。12話目まできて、作者がやりたいこと、5角関係がストーリー上でかみ合ってきたという感想ですね。読み切り版1話目ではまった者としては、朝倉はいらん、というのが本音です。しかし閉塞状況にある三人に、朝倉と昴の男子組が別の役割を持ちつつ、三人の関係をかき回してくる、というね。その構造が機能してくると、面白いと評価せざるを得ないと。長編恋愛もの、としていくらでも転がせるだけの土台はできたと思うので、続刊にも期待したいところ。webではこの後琴岡の話が続きますがこれがまたいい…2016/06/22
赤魚
2
琴岡ぁ…!!!ヤバい、泣ける。朝倉くん、どう考えても昴とフラグが立っているようにしか見えないのだが。それでも良いのよ。2017/04/22
かみかみ
2
今回も予断を許さない5人の関係が描かれる。昴の司への強烈な依存心を含むシスコンぶりがどこか微笑ましくも危うい。琴岡が3人の関係を壊そうと画策しても、そうは問屋が卸さない展開になるあたり、一筋縄ではいかない作品であるなあと思った。鷲尾はいい仕事する。2016/06/25