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内容説明
消費意欲がない今時の若者の間で、バブルの再来めいた派手な消費が生まれている。今や国民的行事となったハロウィン、九万人を動員する野外フェスULTRA、ラブホ女子会、リムジンパーティー、オクトーバーフェスト……全ての背後にいるのが、トレンドセッター「パリピ(パーティーピープル)」だ。企業もひそかに注視する、彼らの全容を初めて解明。『ヤンキー経済』の著者が満を持して放つ、最新の消費モデル。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おいしゃん
33
パリピ経済、というほどパーティーピープルたちが経済を動かしているようには本書からは分からなかったが、彼らの生態については詳説されており、パリピ入門本といった感じ。2018/11/06
としP
28
【特徴】社交的、海外かぶれ、野外フェス・クラブ好き、生活満足度が高い、喫煙率が高い、酒好き、露出度高め(女性)、家が裕福な人が多い、インフルエンサー【流行の伝播】「海外セレブ→パリピ→一般人」韓国は流行の参照先【人生観】「今この瞬間の幸せを最大限に追求すること」【憧れ】『ゴシップガール』のような世界【感想・考察】渡辺直美に続いて、ピースの綾部がアメリカに行くのもそういう目的か。都会は生活費が高いけれど、パリピならコスパの面で適していると思う。一方でレイトアダプター(一般人)には地方都市が合っていると思う。2017/05/23
宇宙猫
24
★★★ 流行がどうやって作られていくのかとか、若者の分類(ヒエラルキー)を解説。後半は重複も多くなるけど、まぁ面白かった。2016/11/28
アコ
20
パリピとは?彼らが生み出すトレンドや消費社会とは?を数多くのインタビューと共に分析。後半流し読み。トレンド発信最上位のフィクサーは選ばれし特権階級=身内で楽しむ。彼らから積極的に導入し、SNSを駆使して共有や拡散するパリピがいるから大衆に普及されるとのこと。純粋に享楽を追求する姿は嫌いではない。今回『王様のブランチ』がすごく苦手な理由がわかった。あの手の番組でパリピ扱いされている若者は自称パリピのアーリーマジョリティことサーピー。消しきれていない乗っかってる感が微妙なんだな、と気づいたことが収穫。2017/12/23
naobana2
19
【図書館】新しい世代の若者論。若者の○○離れとよく言われる近年、ハロウィンやランフェスにお金をかける若者の位置付けを述べている。若者文化に興味のある方にオススメ。2016/07/09