出版社内容情報
≪本書の特徴≫
本書は、基礎看護技術を学ぶ学生のために教科書だけでは押さえきれない看護技術の細部を補い、より確かな看護技術を身につけられるようにすることをねらいとして編集している。その中核となるのが、手順・留意点・根拠からなる「看護技術分解表」である。この看護技術分解表は、看護師が提供する看護技術の行為の流れを一つひとつ動作ごとに細分化して、ケアの根拠を明らかにするものである。
≪本書の構成≫
序 章 看護技術の考え方
1.看護技術の本質
2.看護技術の習得過程
第Ⅰ章 看護過程に共通する技術
1.コミュニケーション
2.観察
3.記録・報告
第Ⅱ章 ヘルスアセスメントの技術
1.バイタルサインの見方
2.一般状態・各周囲径の測定
3.皮膚・爪・頭頸部
4.耳・鼻
5.眼
6.呼吸器
7.心血管系
8.腹部
9.筋骨格系
10.神経系
11.乳房・腋窩・生殖器・肛門
第Ⅲ章 生活環境の調整と援助技術
1.病床・病室の整備
2.抑制(身体拘束)
3.感染予防
第Ⅳ章 生理的ニーズの充足と援助技術
1.食べることの援助
2.排泄の援助
3.動くことの援助
4.身体をきれいにすることの援助
第Ⅴ章 検査と診療に伴う援助技術
1.与薬
2.吸入・吸引
3.罨法
4.包帯法
5.検査の援助
6.救命救急処置技術
7.死後のケア